中国山地はまだ深い雪に覆われている今冬。
里への春の訪れは今年は遅くなることが予想されています。
立春を過ぎて1週間、
昨年の今頃は春の訪れを告げる花々が咲き誇っていた備北の町を訪ねてみました。
スプリング・エフェメラルと呼ばれる、
春(先)の一瞬に、はかなくも短い命を惜しむように咲き、
やがて密やかに消えていく小さな妖精のような花々の開花状況を見てきました。
【写真↓】ユキワリイチゲ:固い蕾(つぼみ)が今やっとほころびかけているところでした。(三次市吉舎町安田)
【写真↓】セツブンソウ:庄原市総領町の領家八幡宮裏手の自生地にだけチラホラと咲き始めていました。(庄原市総領町中領家)
【写真↓】福寿草:道の駅「リストアステーション」の田総川を挟んだ対岸の園地の福寿草はやっと固い蕾が頭を出そうかというところでした。花期ままだ先のようでした。写真は道の駅に展示されていた園芸種(庄原市総領町下領家)