週末の天気予報には愛想を尽かしたかった。予報が当たらず、山行の絶好の機会を逸する結果となってしまった。そんなことから、月曜日が出番となった。県北は雪模様なので、南部のそれも1月3日に続いての宮島とした。幾つかある在庫ルートから、今回は三ツ丸子ルートを採ることにした。
【写真↓】広島大学宮島自然植物実験所近くから入山し、羊歯の繁る険阻な谷間を遡って到達した大江山からこれから行く三ツ丸子の山並みを望む。
【写真↓】大江山山頂から南に目を遣ると、大きな翼を広げたような岩船岳が聳えていた。前面に広々とした大川浦に流れ込む谷間を擁して威風堂々としていた。
【写真↓】三ツ丸子手前の無名のピークから北東方向を望むと、前峠山・焼山・弥山のピークがきれいに並んでいた。駒ヶ林が焼山の陰になって見えなかったが、これは宮島の山としては絶景であると思う。
【写真↓】 縦走路の先に重畳として続く宮島の峰々のピーク群。このルートは宮島の名峰を眺望する絶好の所である。
【写真↓】三ケ丸子から大川浦、御床浦の沖に浮かぶ牡蠣筏を鳥瞰する。峰々だけでなく、時折周囲の大きな眺望が開けるのもこのルートの魅力である。