2月23日(土)
まだ今年は皿ヶ嶺を歩いていなかったので、この日四国滞在の限られた時間の中で何とか山行時間を捻出して、駆け足気味に皿ヶ嶺の山域を周回してきました。霞んだ空の下、登山口の上林森林公園の風穴直下まで上がってみると、北面の稜線部には霧氷が結んでいました。霧氷の皿ヶ嶺は、見たかった景観でした。ただ訪ねたのが日が高くなった時間帯で、折良くもこの日は青空の覗く日和で、南国の霧氷はドンドン融けていました。急ぎ、稜線部へと駆け登ってまだ残る霧氷の森を訪ねて回りました。
【写真↓】初夏にはコイワカガミの花が咲く北面のテラス付近まで上がって行くと、ブナの大木の枝に白く輝くほどに霧氷が着いていました。
【写真↓】毛細血管のように小枝を伸ばしたブナの樹の隅々まで結氷した一角がありました。見事な自然の造形の一端です。
【写真↓】北面の険しい懸崖の上の森には一際濃い霧氷が結んでいました。ここだけは、真白き氷の世界で、上空の青空に映えて見事は光景でした。
【写真↓】竜神平の北側の尾根筋にも霧氷が結んでいました。ここにもブナの美林があり、その枝は真白く彩られていました。
山行の模様はホームページでご覧ください。