6月7日(火)
九重のミヤマキリシマが盛りの頃を迎えているとの情報に、入梅直後の時期ゆえに悪天も覚悟して九州に向けて車を走らせました。朝の九重は危惧した通りに濃い霧に巻かれた悪天、それでも山中では山の神が微笑んでくれて一時的にも霧が晴れることもあろうかと期待しつつ、また祈念しつつ入山しました。今年の九重のミヤマキリシマは十年に一度とも、七年ぶりとも言われる素晴らしい出来で、訪れた登山者を感激させていました。
訪ねたのは扇ヶ鼻、その山頂部をミヤマキリシマの群落が埋めていました。
扇ヶ鼻の山頂から眺めた扇ヶ鼻の全景です。霧が一時的に晴れてその姿を見せてくれました。
扇ヶ鼻山頂部のミヤマキリシマはまだ蕾も多く残っており7~8分咲き程度でした。まだ暫くの間満開状態の花が楽しめると思います。
扇ヶ鼻山頂部からちょっと下った東斜面のミヤマキリシマの群落です。
色合いのちょっと異なった花々の醸す風景が印象的です。
後背の霧の中から久住山の稜線がシルエットになって出現してきました。
霧の中から星生山が姿を現してきました。
ツクシドウダンの花もこの時期ならではの花です。
こんな箱庭的な景色もいいものです。
登山道もミヤマキリシマの花で飾られていました。
この日は牧ノ戸峠から登りました。
この日のGPS軌跡です。
山行の詳細はHP「一歩入魂」でご覧ください。
http://www.chacoandmonk.sakura.ne.jp/2016/0607ohgigahana.html