愛媛滞在の2日目の昼過ぎから皿ヶ嶺(1,278m)に出掛けました。不安定な天気が続いており、特に午後には雷の発生が懸念されましたが、何事もないようにと祈りつつ山歩きを始めました。花の山の皿ヶ嶺も夏から秋の花々へと移り行く途中といった佇まいでした。ハガクレツリフネが最も輝いていました。〔9月4日(水)〕
↓ 麓から眺めたこの日の皿ヶ嶺です。上昇気流が立ち昇り大きな積乱雲を形成していました。
↓ 登山口から早速にハガクレツリフネ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)が出迎えてくれました。
↓ 湿度の高い日でした。風穴から吹き出す冷気が霧になって流れていました。
↓ 風穴の中に咲く、今年最後のヒマラヤの青い芥子にご挨拶をしてきました!
↓ 登山道に入るとハガクレツリフネと共にヒカゲミツバ(セリ科カノツメソウ属)が随分と咲いていました。
↓ モミジガサ(キク科コウモリソウ属)の花は随分と長けて、もう晩期を迎えていました。
↓ 期待していたシコクブシ(キンポウゲ科トリカブト属)の花の姿はありませんでしたが、レイジンソウ(キンポウゲ科トリカブト属)には出会うことが出来ました。
↓ ブナの枝の間から麓の上林集落の棚田が望めました。
↓ オオバヨメナ(キク科ヨメナ属)はしっかりと咲いていました。
↓ 露を含んだハガクレツリフネ!
↓ キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)は馴染みの花!
↓ ガンクビソウ(キク科ガンクビソウ属)が咲き始めていました。秋です!
↓ 独特の形態をしたブナの古木に魅入られながら歩を進めました。
↓ コオニユリ(ユリ科ユリ属)咲く竜神平に到着しました。
↓ 竜神小屋の周辺でオタカラコウ(キク科メタカラコウ属)が開花していました。
↓ ミゾソバ(タデ科タデ属)も群れて咲き始めていました!
↓ 竜神平の湿地にはヌマトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)が群落をなして咲いていました。
↓ 竜神平から皿ヶ嶺山頂への道を採りましたが、山頂直下で頂上方向から雷鳴が聞こえてきたので登頂を諦めて来た道を下山の途に就きました。
↓ 再びのブナ林越しに見た竜神平です。
↓ 蛸足のような枝を伸ばす古ブナに再会!!
↓ いつしか登山道は霧に包まれてきました!