9月2日(火)
9月1日(月)~2日(火)はいつもので所用で四国へ。長い間皿ヶ嶺を訪ねることが出来ていなかったので、2日の昼前後に数時間の時間を空けて、短時間であったが許されるだけ歩いてみた。7月14日(月)以来の皿ヶ嶺の山域は、夏の花々がすっかり終り、秋の花々が姿を現わす頃となっていた。不順な8月の天候の中でも、自然は確実な季節の進行を刻んでいるのだ。
【写真↓】麓から見上げたこの日の皿ヶ嶺。山頂部はガスの中で、立ち昇る上昇気流の源となっていた。
【写真↓】この時期のお花畑の主役はこのハガクレツリフネ。山域の広い範囲を独占するように咲いている。
【写真↓】ウドの花。花としてはあまり注目していなかったが、純で実に清楚な感じの花である。
【写真↓】レイジンソウが姿を現していた。この日見れたのはこの1株だけであったが、やがてはシコクブシの花と共にお花畑の主役となるのであろう。
【写真↓】竜神平への正面道を登っていると、ベンチのある休憩所の手前辺りでガスの中に入った。制限時間ギリギリの時間でもあったので、ここでUターンして下山の途に就いた。
8月31日(日)
所属する山の会の定例山行でタキガ谷を遡って吉和冠山に登り、クルソン仏岩登攀を試みてからタキガ谷林道へと下りました。今年6月15日(日)のフカ谷遡行に続いてのバリエーション山行第2弾といったところでした。幾つかの滝が懸かり、その高巻きには苦労はしたものの、ルート全般は薮漕ぎを強要されることもなく歩き易いルートと言えるかと思います。
【写真↓】中の谷、長平谷の分岐。中の谷側に滝が懸かっていた。
【写真↓】中の谷に懸かる三段の滝の最下段の滝と思える簾のような滝。
【写真↓】三段の滝の最上段の滝。滝の流れに沿ってワイヤーが張られていたが、ここは左岸の懸崖を高巻いた。
【写真↓】吉和冠山々頂の北面の懸崖の上で西中国山地の名峰を眺めながらランチタイム。