日本にもいろいろな方言がありますね。北部九州の「シャ、シ、シュ、シェ、ショ」や、広島方面の「~しんさい(しんちゃい)、~じゃけえ」などとても興味深いものがあります。(ちなみに九州出身者で「シェル石油」を「せるしぇきゆ」と言って、みんなに「何のこと?」といわれたとか・・・)
北関東ではD音やG音が多く感じます。そして、東北ではD音とB音!! 日本語学的にあっているかどうかはわかりませんが、なんだかそう聞こえるのです。
亡くなった祖母は生前、宮城から大きなこうりを背負って電車で来てくれました。子供のころ、祖母の話す東北弁サウンドがとても心地よく響いたのを覚えています。時々、動詞や形容詞そのものが違っていたりして・・・東北ネイティブ同士の会話だと半分も理解できませんでした。
そんな祖母がちょっと怒ったときに言うのが、
「なんだべーっ(怒)」
今でも、思い出すと、そのときの祖母の顔がぱっと浮かびます。
さて、ブルガリアに来て、人々が、その懐かしいサウンドに近い言葉をしゃべっているのに気づきました。
ブルガリア語で「you」に当たる言葉は「テブ」または「テベ」と言います。特にソフィアっ子たちは、親しい人と話すとき、この「テベ」が「ベー」になるんです。
「早くしよーぜー」は「ハイデデ べー」
当たり前と思えることを尋ねられて、「そりゃそうさ」という時は「ダベ ダー」、もっと強くなると「ダベ ダベ ダー」
「どうしてなのか分からない」(英語の How come?)のことを正式(?)には「オトカデ エ、ネズナム」というところを、「知るかよ!」みたいな感じで「ダデ(ネ)ズナム」とよく若い男の人が言っています。
街中で、携帯で話している人がいるのでそこらじゅうから「ダベ ダベ」と大声が聞こえてきます。ちょっとブルガリアン・スラングのようですが、東北っぽくってなんだか親しみ感じちゃいます。
北関東ではD音やG音が多く感じます。そして、東北ではD音とB音!! 日本語学的にあっているかどうかはわかりませんが、なんだかそう聞こえるのです。
亡くなった祖母は生前、宮城から大きなこうりを背負って電車で来てくれました。子供のころ、祖母の話す東北弁サウンドがとても心地よく響いたのを覚えています。時々、動詞や形容詞そのものが違っていたりして・・・東北ネイティブ同士の会話だと半分も理解できませんでした。
そんな祖母がちょっと怒ったときに言うのが、
「なんだべーっ(怒)」
今でも、思い出すと、そのときの祖母の顔がぱっと浮かびます。
さて、ブルガリアに来て、人々が、その懐かしいサウンドに近い言葉をしゃべっているのに気づきました。
ブルガリア語で「you」に当たる言葉は「テブ」または「テベ」と言います。特にソフィアっ子たちは、親しい人と話すとき、この「テベ」が「ベー」になるんです。
「早くしよーぜー」は「ハイデデ べー」
当たり前と思えることを尋ねられて、「そりゃそうさ」という時は「ダベ ダー」、もっと強くなると「ダベ ダベ ダー」
「どうしてなのか分からない」(英語の How come?)のことを正式(?)には「オトカデ エ、ネズナム」というところを、「知るかよ!」みたいな感じで「ダデ(ネ)ズナム」とよく若い男の人が言っています。
街中で、携帯で話している人がいるのでそこらじゅうから「ダベ ダベ」と大声が聞こえてきます。ちょっとブルガリアン・スラングのようですが、東北っぽくってなんだか親しみ感じちゃいます。