外国に住んでいて、何が一番欲しいかというと、やはり日本の娯楽でしょうか。特にマンガ!! マンガやアニメは日本の文化ですよね。こんなにていねいにおもしろく描かれているものはほかの国ではなかなかないです。こちらでも日本のアニメは知られているようで、「遊戯王」(30代半ばの私にはちょっと新しすぎてわからないのですが・・・誰か知っていたら教えてください)や「ポケモン」(これならわかるかな?)は小さな子供たちも知っているようです。でも、ここブルガリアは、イタリアやフランスほど日本のアニメが普及しているわけではないので、「オタク」とか「萌え~」なんて言葉は聞かないですね・・・
で、こちらに持ってくるほど愛読しているのが「クッキングパパ」です。もともと料理が(食べるのが?)好きなのと、このマンガの舞台が「博多」ということで、ずいぶん前から読んでいたのですが、こちらに来てますます「あー、この風景は天神だ、この絵は香椎だな、そしてこれは中洲~・・・」なんてふるさとを懐かしんでいます。
こちらでは日本に比べて食材(特に野菜)が安く手に入り、作りやすいこともあって、けっこう「クッキングパパ」のレシピにインスパイアされて料理をつくったりしています。懐かしい日本食をつくったり、洋食をアレンジしたレシピを試してみたり・・・ たとえば、コミック70巻では、主人公 荒岩一味の奥さん、虹子さんがドイツに取材に行くのですが、この中の「肉ダンゴシチュー」はドイツの家庭料理ということでこちらの食材にぴったり! とても美味しくできました。
あと、どうしても試してみたいのにまだ試せないでいるのが 「納豆」!! コミック16巻で納豆を飼っているファード商事の末森さんというのがいるのですが、同じように試してみたいけど、元になる納豆もないし、ここではまだ大豆が見つからないと言うこともあっていまのところまだ実現していないのです・・・ほかの豆、たとえば大豆より少し大きい白い豆(ビャル・ボブ)でも納豆はできるのかな・・・・納豆食べたいよ・・・
またなかなか魚介類が手に入りにくいので、刺身は無理ですし、魚介類を使ったメニューはただただ指をくわえてみるだけ。玄界灘の魚は美味しかったなあ~・・・あと、海藻類もないので(こちらの人からするとまったく考えられないそうです、海の草を食べるっていうことが)、海苔、わかめ、昆布など日本でありふれたものが、とても貴重な食材です。
でも、現実にレシピがどうこうというよりも登場人物が「日本人」であることが何よりもうれしいのです。外国に住んでいると私たちのほうが「ヘン」「変わっている」と思われているようですし、こちらの人たちに日本人の感じ方をわかって欲しいと思っても「それは無理」ということもよくあります。でもマンガの中の人物は考え方も話し方も「日本!」それも「博多!!」なのです。(よく「また博多んもんはこげんでしょうが・・・」ってタモリさんが言っていますが、本当に「博多んもんはこげんありますとですたい」・・・) でもこういうことがけっこう貴重なリフレッシュなのです。
そんなわけで頭も心もブルガリア語に疲れたとき、ちょっぴり一息つきたいときは、インスタントみそ汁をマグカップに作って「クッキングパパ」を読む。そのときだけは少ない脳みそのブルガリア語の回路が「プシュ~~~ッツ」と音を立てて切れるのでした。
で、こちらに持ってくるほど愛読しているのが「クッキングパパ」です。もともと料理が(食べるのが?)好きなのと、このマンガの舞台が「博多」ということで、ずいぶん前から読んでいたのですが、こちらに来てますます「あー、この風景は天神だ、この絵は香椎だな、そしてこれは中洲~・・・」なんてふるさとを懐かしんでいます。
こちらでは日本に比べて食材(特に野菜)が安く手に入り、作りやすいこともあって、けっこう「クッキングパパ」のレシピにインスパイアされて料理をつくったりしています。懐かしい日本食をつくったり、洋食をアレンジしたレシピを試してみたり・・・ たとえば、コミック70巻では、主人公 荒岩一味の奥さん、虹子さんがドイツに取材に行くのですが、この中の「肉ダンゴシチュー」はドイツの家庭料理ということでこちらの食材にぴったり! とても美味しくできました。
あと、どうしても試してみたいのにまだ試せないでいるのが 「納豆」!! コミック16巻で納豆を飼っているファード商事の末森さんというのがいるのですが、同じように試してみたいけど、元になる納豆もないし、ここではまだ大豆が見つからないと言うこともあっていまのところまだ実現していないのです・・・ほかの豆、たとえば大豆より少し大きい白い豆(ビャル・ボブ)でも納豆はできるのかな・・・・納豆食べたいよ・・・
またなかなか魚介類が手に入りにくいので、刺身は無理ですし、魚介類を使ったメニューはただただ指をくわえてみるだけ。玄界灘の魚は美味しかったなあ~・・・あと、海藻類もないので(こちらの人からするとまったく考えられないそうです、海の草を食べるっていうことが)、海苔、わかめ、昆布など日本でありふれたものが、とても貴重な食材です。
でも、現実にレシピがどうこうというよりも登場人物が「日本人」であることが何よりもうれしいのです。外国に住んでいると私たちのほうが「ヘン」「変わっている」と思われているようですし、こちらの人たちに日本人の感じ方をわかって欲しいと思っても「それは無理」ということもよくあります。でもマンガの中の人物は考え方も話し方も「日本!」それも「博多!!」なのです。(よく「また博多んもんはこげんでしょうが・・・」ってタモリさんが言っていますが、本当に「博多んもんはこげんありますとですたい」・・・) でもこういうことがけっこう貴重なリフレッシュなのです。
そんなわけで頭も心もブルガリア語に疲れたとき、ちょっぴり一息つきたいときは、インスタントみそ汁をマグカップに作って「クッキングパパ」を読む。そのときだけは少ない脳みそのブルガリア語の回路が「プシュ~~~ッツ」と音を立てて切れるのでした。