おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

お祝い渡りだ!! ドナウ川の新しい橋へ③ ドナウ川の港町、ロム市!!

2013-07-08 03:53:05 | ブログ

ソフィア市内、ナデジュダ地区の大通り、名前が「ロムスコ・ショセ」というのですが、本来これは「ロムに行く街道」という意味なのです。今はもうこの道をずーっと通ってロムに行く車やトラックはほとんどいないはず。だって高速道路もあるし、途中に厳しい峠道はあるし・・・ でも街道の名前になるほどの「ロム」っていったいどこヨ!? と、ずーっと不思議に思っていましたが、今日は行って見ることに!!

一言で言うとここはも~のすごくゆ~ったりとした田舎町ですが、周辺に小さな村々を抱え、行政的、歴史的、そして交通の要衝的に役割の大きなところのようです。

Babavidaatnight
先日の記事に書きましたがロムには「アルムス」というビールの醸造所があり、この前日、隣町のヴィディンに泊まった際に友人に誘われてドナウ川沿いの名所「ババ・ヴィダ」のところにあるビラリア(ビアホール。というよりオープンビールスタンド)で、ちょうどコンフェデ杯、それも日本がボコられた相手、ブラジル対イタリアの試合を見ながらアルムスのドラフトビールを一杯1レバ(約65円)で飲んだのでした。Opencafebabavida


この一帯はEU内で最もビンボーなブルガリアの中でも一番ビンボーな区域!! というわけでたくさんの人が外国に出稼ぎに行っています。でも市内の川沿い港の公園や、中心部の車両進入禁止区域はとてもよく整備されています。なんとなくソフィアよりキレイだ!! Lomport


Dunavaflood
ここに住む友人たちと「港」で待ち合わせして、ドナウ川沿いの公園のあずまやで彼女お手製のランチ!! おいしい野菜料理&今年初のスイカ!! そしてアイスクリームとコーヒー・・・ にしても周りにあまり人がいないので気兼ねなくあずまやを使ってくつろげるのはいいっ!!! 今年最高の暑さの中なのに川から風が吹いてさわやかで、川沿いを散歩する人や少し離れた「海水浴場」ならぬ「河水浴場」(そんな言葉、ある?それに何よりこんな濁った川で?)に出かける若者たちはいるのにのんびりできる・・・ そしてきれい! こんなあずまや、ソフィアなら24H空かない!!

Dunavatraffic
おいしくいただきながらふとドナウ川を見るとはしけを押した船が川の流れに逆らって石炭を積んで遡っていきます。ゆーっくり、ゆーっくり・・・ ウクライナの国旗を掲げた船、ルーマニアの国旗、はたまたフランスの国旗を掲げた船も・・・ ドナウ川は黒海沿いやヨーロッパの国々の輸出入に関わる重要な交通路です。この目の前を通り過ぎる石炭は一体どこの国に行くのでしょうか?ハンガリー、オーストリア、ポーランド・・・ 海の港はいっぱいある日本だけど、この風景はワタシにはちょっと面白い!!

そういえば、おんなじドナウ沿いでもここロムでは蚊に刺されないなァ~。友人いわく、「蚊は夕方からだよ!!」でも、前日ビールを飲みに川沿いに行った時にヴィディンでは蚊だらけだった!! ビールはおいしかったけど死ぬほど(これホント!!)刺されまくって逃げて帰ったのに!! 同じ川でもずいぶんと違うんだなぁー・・・ どうして? 

コメント (2)
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