『ハルさん』
著者:藤野恵美
東京創元社
頼りないお父さん「ハルさん」と、可愛い一人娘「ふうちゃん」、そして天国にいるママ「瑠璃子さん」。
娘の結婚式を前に、今までの子育てと、その中で輝きを放つ想い出の「謎」が、ハルさんの記憶によみがえります。
亡くなったパートナーが記憶の中から手助けしてくれるというストーリー、「彼女だったら、どう考えるだろう?」。
切ないけれど、優しくてあたたかくて、そして子どもの成長の喜びがある物語です。
たくさんの親子の想い出が、子どもを成長させ、心を育てて、いつか大人になった彼らを支えたり慰めたり、好きな人を選ぶきっかけになったり……。
良いこと・楽しいことばかりではないけれど、一緒の時間をしっかり楽しみたいと、あらためて思いました。
ちょっと気になったのは、著者の「あとがき」が、この作品を読んだ後に読むには重い内容を含むこと。
優しい余韻を大切にしたい方は、「あとがき」は別の日にどうぞ。
著者:藤野恵美
東京創元社
頼りないお父さん「ハルさん」と、可愛い一人娘「ふうちゃん」、そして天国にいるママ「瑠璃子さん」。
娘の結婚式を前に、今までの子育てと、その中で輝きを放つ想い出の「謎」が、ハルさんの記憶によみがえります。
亡くなったパートナーが記憶の中から手助けしてくれるというストーリー、「彼女だったら、どう考えるだろう?」。
切ないけれど、優しくてあたたかくて、そして子どもの成長の喜びがある物語です。
たくさんの親子の想い出が、子どもを成長させ、心を育てて、いつか大人になった彼らを支えたり慰めたり、好きな人を選ぶきっかけになったり……。
良いこと・楽しいことばかりではないけれど、一緒の時間をしっかり楽しみたいと、あらためて思いました。
ちょっと気になったのは、著者の「あとがき」が、この作品を読んだ後に読むには重い内容を含むこと。
優しい余韻を大切にしたい方は、「あとがき」は別の日にどうぞ。