『村岡花子と赤毛のアンの世界』
村岡恵理 編
河出書房新社
今年の春、村岡花子生誕120年記念で刊行された1冊。
村岡花子さんの書いた文章も多数掲載されていますし、著名人から村岡花子さんへのメッセージのようなエッセイもあり、『赤毛のアン』の翻訳者としてだけでない村岡花子という女性を知ることのできる良書です。
小説家の梨木香歩さんと、ポプリ研究家の熊井明子さんの対談もあります。
収録されている少女小説「美しき出発」(1949年)は、『赤毛のアン』と『パレアナ』と『小公女』をミックスしたような日本を舞台にした物語で、当時の少女たちがどんな気持ちで読んだのか気になります。
評伝である『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』とはまた違った切り口なので、両方を読むことでしか分からない部分もあると感じました。
私としては、こちらの『村岡花子と赤毛のアンの世界』を読んで、若いころよりも30代を超えてからの人生に興味を持ちました。
そこが、朝ドラ「花子とアン」でどう描かれるでしょうね?
村岡恵理 編
河出書房新社
今年の春、村岡花子生誕120年記念で刊行された1冊。
村岡花子さんの書いた文章も多数掲載されていますし、著名人から村岡花子さんへのメッセージのようなエッセイもあり、『赤毛のアン』の翻訳者としてだけでない村岡花子という女性を知ることのできる良書です。
小説家の梨木香歩さんと、ポプリ研究家の熊井明子さんの対談もあります。
収録されている少女小説「美しき出発」(1949年)は、『赤毛のアン』と『パレアナ』と『小公女』をミックスしたような日本を舞台にした物語で、当時の少女たちがどんな気持ちで読んだのか気になります。
評伝である『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』とはまた違った切り口なので、両方を読むことでしか分からない部分もあると感じました。
私としては、こちらの『村岡花子と赤毛のアンの世界』を読んで、若いころよりも30代を超えてからの人生に興味を持ちました。
そこが、朝ドラ「花子とアン」でどう描かれるでしょうね?