『天国はまだ遠く』
瀬尾まいこ/著
新潮文庫
会社での毎日に疲れてしまったOLさんに、「自分なんていなくたって同じ」「ここではない、どこかへ行ってしまいたい」と思っている多くの人に、おススメしたい1冊です。
ページ数は181ページ。厚さは1センチもありません。
ちょっと手に取って、さらっと読んで、「ちょっと頑張ろうかな」と思える貴重な本だと思います。
ただ生きていることが普通で素敵で幸せだということを、忙しい毎日では見失っている気がします。
私も時々どこかへ逃げ出したくなる人間で、自分の幸せに背を向けているときがあるので、この本は「気付け薬」のように効果的。お説教のように堅苦しくもなく、それでもキッチリ「背を向けてるのはやめようや」って言ってくれる本です。
簡単に言ってしまうと、このお話は人生の「断捨離」をして、自分の生き方をリセットする物語。
最終的に、優しい人に依存せず、自分で踏み出していくところが、この物語の秀逸なところです。
それでも、人との絆がつながっている温かさと未来への希望がラスト1ページに込められていて、読み終えたときに「私もガンバロー」と素直に思える読後感です。
子どもたちに、ただ生きることの幸せを伝えられる母になりたいものです。
瀬尾まいこ/著
新潮文庫
会社での毎日に疲れてしまったOLさんに、「自分なんていなくたって同じ」「ここではない、どこかへ行ってしまいたい」と思っている多くの人に、おススメしたい1冊です。
ページ数は181ページ。厚さは1センチもありません。
ちょっと手に取って、さらっと読んで、「ちょっと頑張ろうかな」と思える貴重な本だと思います。
ただ生きていることが普通で素敵で幸せだということを、忙しい毎日では見失っている気がします。
私も時々どこかへ逃げ出したくなる人間で、自分の幸せに背を向けているときがあるので、この本は「気付け薬」のように効果的。お説教のように堅苦しくもなく、それでもキッチリ「背を向けてるのはやめようや」って言ってくれる本です。
簡単に言ってしまうと、このお話は人生の「断捨離」をして、自分の生き方をリセットする物語。
最終的に、優しい人に依存せず、自分で踏み出していくところが、この物語の秀逸なところです。
それでも、人との絆がつながっている温かさと未来への希望がラスト1ページに込められていて、読み終えたときに「私もガンバロー」と素直に思える読後感です。
子どもたちに、ただ生きることの幸せを伝えられる母になりたいものです。