~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

祈りとは

2015-11-14 23:37:50 | 日記

「祈る」を書きながら、どうしてこの字はこんなにも

難しいんだろうと思い、何度もやめようと思いましたが、

なぜ書けないのか、今頃になってぼんやり分かって

きました。

「深き森の語らい」の中のお二人の対談にハッと

させられました。

初女先生:祈りって、やっぱり自分を超えたところ

       ですね。

       自分があるうちはダメでないかって、

       いつも思うんですよ。自分がなくなった

       ところで本当のお答えが出てくるように

       思うんですね。

ランディさん:でも、自分はありますよね。こうして。

初女先生:そう、かたちはね。

       でもねえ、私、という、言葉を超えた、

       いのちの筋っていうようなものが心の奥に

       あると思います。

この短い会話が、どれほど深いものか、ようやく気が

つきました。

「いのちの筋」これが頭ではなく、実感として

分かった時に、新たなる一歩が踏み出せると

思うのです。

「祈」もああ書きたい、こう書きたいという自分が

あったから、あんなに難しかったんですね。

自分がないところで書かないと、祈りにならないのか…

深い、深すぎる…

コメント
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