~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんのお料理

2016-11-04 23:53:29 | 日記

「大根でもね、皮をむくと痛いでしょ?

擬人法ではないけれども、野菜を切るときも

人と接するような気持でやっていますよ」

初女さんの本の中で、今日この言葉と出会いました。

こういう思いを持って、調理されていたんですね

だから、あんなに美味しかったんだ…

「調理する心っていうのは、

その人の生きる姿そのものが、

そこに出てきます。

できたものに対して結果が出てきますから

自分で判断できるわけですね。

そしてまた反省して、そこを直していくんです。

            佐藤 初女    」

初女さんは、調理しているときは、真剣そのもので

殆ど沈黙。余計なおしゃべりは一切しません

でした。

初女さんがいると、台所は神聖な場所となりました。

私が、初女さんの後ろからじーっと見ていると

初女さんは、そんな私に気が付いて

「食べる?」と、味見をさせてくれるのです。

あの時の嬉しさが、私の中にまだ残っています。

初女さんのお料理を作るとき、

初女さんを感じることができます。

人と接するような気持で食材と向き合って

いたんですね、初女さんは…

すごいな~

 

 

 

 

コメント
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