今朝、地震がありました。
テレビをつけると、「津波が来ます。高台に避難して
下さい」という緊迫した声に、3・11のあの日が
蘇って来ました。
今朝のM7.4の地震は、東日本大震災の余震という
気象庁の発表を聞いて驚きました。
5年も経っているのに余震とは…
自然の時間というのは、そういうものなのかも
しれません。
私たちは、5年も経ったという言い方をして
過去のこととして、原発事故にしても何も解決
してないのに、新しいことに目を向け
次に向かって歩き出すことが、この国の未来だと
思っていました。
でも、M7以上の余震は、15年を除き、毎年
発生していると知り、あの大震災が終わって
いないことを、今朝の地震で突き付けられた
気がしました。
新聞に『「津波上昇」「冷却停止」。
苦い記憶をかき混ぜる言葉が耳と心を打つ。
備えは、と列島は鳴動して警告する。』
と、書いてありました。
これだけ地震の多い国に、本当に原発が必要
なんだろうかと、再び考えさせられました。