今日は、木枯らし一番が吹きました。
冬の到来を感じるような朝でした。
私は、先日頂いた「初女」のネームが入った
初女先生のコートを着て出かけました。
余裕を持って家を出たのに、初女先生のコートを
着ていると、先生と一緒にいるようで、自然と
ゆっくりな足取りになり、電車に乗り遅れて
しまいました。
初女先生は、どんな時も焦ることがなく
先生のぐるりだけ、時間がゆっくり進んで
いるようでした。
直ぐに、解決策が見つからないような問題が
あると、「自然に任せましょう」と言われて
待っていました。
そんな初女先生を包んでいたコートを着たら
私までが、ゆったりとしたのかもしれません。
弘前から初雪の便りが届きました。
テレビはアメリカの大統領選一色です。
21世紀の世界は政治はどうなって行くのでしょう。
世界中から寛容さが失われて行っている気が
します。
やっぱり、一度はヴォルテールの「寛容論」を
読まないといけないかな~
寛容さが失われた社会は、生きにくい社会と
なって行くんだろうな…
平塚美術館で丸木位里・俊の「原爆の図」
香月泰男の「シベリアシリーズ」
川田喜久治の「地図」を観てきました。
美術館は平和も発信していかなければ
ならないと言う館長の言葉にも感動しました。
作品が語る、声なき声に苦しくなりましたが
すべて現実に起こったこと…
この惨たらしいことを、やってしまう心が
私たちの中にあることを知っておかなければと
思いました。
寒い一日でしたけれど
初女先生のコートに包まれて、心まで温かく
なった気がしました。
先生、有難うございます。
どうか、世界の平和を祈って下さい。