先日、友人に「私 真面目に生きているのに
どうして次々来るの」って言ってしまいました。
子どもを亡くした時が、人生最大の試練であったなら
今は、第二の試練のただ中
「何で?」の答えが返ってくることはないのに
言わずにはいられない自分がいました。
私は、困難な中でこそ思い出さなければいけない
人を忘れていたのです。
夜と霧を書いたビクトール・フランクルを…
フランクルは『人間は、人生から問われている
存在である。
人間は、生きる意味を求めて人生に問いを
発するのでなく、人生からの問いに答えなくては
ならない。
そしてその答えは、人生からの具体的な問いかけに
対する具体的な答えでなくてはならない。』
と言っているのです。
私が「なぜ?」と問う前に、すでに人生から
あなたはどうしますか?と問われていると
言うのです。
人生からの問いに、具体的に答えるとは
行動しなさいということだと思うのです。
初女さんが「試練を乗り越えるとは、ひとつところに
とどまらないことです。」と言っていることと
重なります。
私は、死んだらお棺に初女先生の本とフランクルの
本を入れて欲しいと思っているのに、肝心な時に
フランクルを忘れていたのです。
人生からの問いかけに、私が答えていかなければ
ならないんだ…