昨今、美味しいご飯の炊き方がよくテレビで放映
されています。
先日、職場の友人がテレビで見た炊き方でご飯を
持って来てくれました。
水に浸して冷蔵庫で一晩おいて炊いたそうです。
普通、一晩も水に浸すと柔らかくなりすぎるの
ですが、冷蔵庫で冷やしていた為かお米が
しっかりしていていました。
美味しいけれど、何かが違う感じがしました。
何だろうと思いながら、初女さんなら何て
言うだろうと、思った時「冷蔵庫に入れられたら
お米が寒そう」という声が、私の中に
広がったのです。
そうか、初女さんはいつも食材のことを考えて
いたっけ…
お米の浸水も、真っ白になるまで浸水させず
8割のところで炊くというのが、初女さんの炊き方
それは、初女さんがお米自身の力を
信じているのです。
初女さんの信じる気持ちに応えるように
お米は立ち上がり、ふっくらと炊けるのです。
初女さんは、人に対しても「その人の中に
すでに答えはある」と、その人が自分で
立ち上がるまで、信じて待っていてくれました。
人も食材も信じてくれる人の愛に応えたいって
思うんですね。
いのちって、そういうものかもしれません。
お漬け物声が聞こえるという初女さん
そこには、お漬け物のことを思う愛が
あるのですね。
夜中に、お漬け物の「重たい」という声が
聞こえて、漬物石を軽いものにする
それが、初女さん
初女さんのご飯が、お料理が食べたいな~