~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

記憶は心に埋まっている

2017-11-02 10:01:33 | 日記

記憶とは心に埋まっていて、思い出そうと

しなくても、必要に応じてふっと立ち上がって

くるのかなと思います。

昨日、障がい者の人が「テレビをつけると

おぞましい殺人事件で嫌になる」と言っていました。

その言葉を聞いた時に、ダライ・ラマ法王の

講演会に行った時、あるお母さんは「テレビを

つけると凶悪な事件が放映されていますが、

子供にはどうしたらいいでしょうか」というような

質問をなさった時、「子どもには、そういうものは

みせないで、心豊かになるもの(別の言い方

だったかもしれませんが)を見せたり話したり

して下さい」と、言われたのを思い出しました。

昨日頂いたメールでは、初女さんの言葉を

思い出しました。

初女さんの講演会の分かち合いの時に、

「私は母親に愛情を持って育てられていないので、

自分のこどもをどう育てたらいいか分からない」と

いう質問に、初女さんは「自分がお母さんに

して欲しいと思ったように、子どもにしてあげたら

いいんですよ」と、言われたその言葉が

心に浮かんできたのです。

あの時は、やっぱり他人ごととして聞いて

いましたが、これって人間関係の礎になるのでは

と、今頃気がつきました。

自分にして欲しいように、相手にしてたら

きっと気持ちいい関係になると思うんですよね。

「我」が邪魔していると難しいけれど…

記憶って、不思議ですね。

ぴったりの時に、思い出すのだから…

書の先生が、読んだ本の内容を覚えてなくても

いいのよ。

読んだっていうことは、残っているのだからと

言われていたのは、こういうことなのかしら。

どんどん忘れていく私ですが、まぁいいか!

コメント
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