~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

SOSだったんだね

2017-11-17 18:55:07 | 日記

新聞に『2005年、リストカットの本を書いた。

取材当時「死にたい」とネットの掲示板に

書き込んでいた少女から教わったのは

「死にたい」は「助けて」つまりSOSだと

いうことだ。

高校生だった12年前、血だらけの腕の写真を

ブログに公開した女性は今、座間の事件の

被害者に自らを重ね「人を救えるのは生身の

人間だけ」と振り返る。

「死にたい」と書けば「一人じゃないよ」と

返事が届くSNSは心の内を明かせる大事な場だ。

でも、それだけじゃ人は生き続けられない…

彼女らがSNSの外の見知らぬ「生身の人間」に

まで助けを求めたのは、死にたいからではなく

むしろ生きようともがいていたからではないか。

精いっぱいの命が奪われたことがやりきれない。』

と言う記者の言葉が載っていました。

読んでいて、やっぱり…という思いが突き上げて

来ました。

今、SNSで簡単に繋がれる時代です。

Facebookに書けば、「いいね」が来るし

ネット上の友達もどんどん増えて行く…

でも、孤独は以前よりずっと深まっています。

出会いや居場所を求めて多くの人がさまよって

います。

初女さんが、亡くなられた今でも、なぜあんなに

初女さんが求められているのかというと、それは

あの圧倒的な母性だと思うのです。

人は、「母の心」に包まれたいと求め続けて

いるから…

「死にたい」は「助けて」なんだ…

そのことを深く受け止めなくては

初女さんの「母の心」を、私に中に育てて

いかなくては…

ひとり一人の中にある

「森のイスキア」を信じて…


コメント
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