ゴッホ展のチケットをプレゼントしてくれた息子に
「お母さん、『ゴッホ最後の手紙』の映画すごく
良かったから絶対観に行きなよ。」と勧められ
ゴッホの絵が動くなんて邪道だな~と、思いつつ
息子の言葉に乗って観に行きました。
この映画は、世界中から選ばれた125名の画家の
手によって描かれた油絵62,450枚による
動く油絵で構成された映画です。
(日本人の画家が1人入っています)
CGが、これほど進化している今、1秒12枚の
油絵を映し制作されているのです。
実写の俳優も絵画のようで、まるでゴッホの
絵の中に入っているようです。
このような映画は観たことがありません。
ゴッホが弟テオに宛てて書いた最後の手紙には
「われわれは自分たちの絵に語らせることしか
できないのだ」と書き記してあるそうです。
この映画に携わった全ての人が、きっとこの言葉を
心に刻み、ゴッホへの愛を持って丁寧に
作られた映画だと思います。
27日にはゴッホ展に行き、ゴッホがどんなに
日本を好きだったかを知りました。
版画家の名嘉ボクネンさんが
「ゴッホがひまわりを描いているから、僕は
ひまわりは、描かなくていいんだけれど」と
言ってましたが、もしゴッホがボクネンさんの
ひまわりを観たら、絶対喜ぶと思いました。
ゴッホが大好きな私が、もっともっと
ゴッホが好きになりました。