~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

別れは…

2018-10-10 21:55:01 | 日記

「いのちのエール」から一週間が経ちました。

あれから、奇跡のようなことが起きてて、

あの場に初女さんがいたんだという思いが強く

なっています。

今日は、Mさんの一周忌

初女さんが亡くなった時、Mさんも北海道から

来て、弘前で落ち合い初女さんの処へ飛んで

行きました。

そのMさんが、こんなに早く初女さんの

もとにいってしまうなんて、初女さんも

驚かれたことでしょう。

私は、息子が亡くなった時より一年目の

命日の方が辛かったのを覚えています。

亡くなった時は、何が何だか分からず

色んなことが、どんどん進んで行って

しまうので、悲しみと向う時間もなかった

気がします。

ところが一周忌を迎える前になると、

フラッシュバックするように、過去が

そのままやって来るのです。

「もう一年が経ったの。早いわね~」

などと言われると、「少しも早くありません。

重い重い一年でした。」なんて相手が困ることを

平気で言ってました。

Mさんのご主人は、電話の向こうで涙して

いましたが、

でも、前向きに生きていこうという思いが

伝わって来て、やっぱり初女さんに出会って

いた人は違うな~と思いました。

夜、一緒にお花をおくった友人から

「ハワイアンの考えは、全てが融合なんだって。

風も太陽も空気も亡くなった人達も。

一緒にいるんだって。」というメールが届き

ました。

姿を求めなければ、その人の存在はきっと

感じられる筈…

そう思っていたら、まあるいおむすびが2つ

並んだ写メールが送られてきました。

見ていたら、Mさんが寄り添っている

おむすびにみえました。

『大切な人の死は悲しいことですが

 悲しみにおぼれてはいけないと思います。

 人の死は姿の別れであって、心の別れでは

 ありません。

 悲しみも苦しみも捧げて

 亡くなった人が生前望んだように生きて

 いくことがいちばんの供養であり、

 自分の慰めにもなります。

 かけがえのないものをなくされた方には

 いつか大きなものが与えられますよ。

         佐藤 初女     』

 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする