「いのちのエール」から一週間が経ちました。
あれから、奇跡のようなことが起きてて、
あの場に初女さんがいたんだという思いが強く
なっています。
今日は、Mさんの一周忌
初女さんが亡くなった時、Mさんも北海道から
来て、弘前で落ち合い初女さんの処へ飛んで
行きました。
そのMさんが、こんなに早く初女さんの
もとにいってしまうなんて、初女さんも
驚かれたことでしょう。
私は、息子が亡くなった時より一年目の
命日の方が辛かったのを覚えています。
亡くなった時は、何が何だか分からず
色んなことが、どんどん進んで行って
しまうので、悲しみと向う時間もなかった
気がします。
ところが一周忌を迎える前になると、
フラッシュバックするように、過去が
そのままやって来るのです。
「もう一年が経ったの。早いわね~」
などと言われると、「少しも早くありません。
重い重い一年でした。」なんて相手が困ることを
平気で言ってました。
Mさんのご主人は、電話の向こうで涙して
いましたが、
でも、前向きに生きていこうという思いが
伝わって来て、やっぱり初女さんに出会って
いた人は違うな~と思いました。
夜、一緒にお花をおくった友人から
「ハワイアンの考えは、全てが融合なんだって。
風も太陽も空気も亡くなった人達も。
一緒にいるんだって。」というメールが届き
ました。
姿を求めなければ、その人の存在はきっと
感じられる筈…
そう思っていたら、まあるいおむすびが2つ
並んだ写メールが送られてきました。
見ていたら、Mさんが寄り添っている
おむすびにみえました。
『大切な人の死は悲しいことですが
悲しみにおぼれてはいけないと思います。
人の死は姿の別れであって、心の別れでは
ありません。
悲しみも苦しみも捧げて
亡くなった人が生前望んだように生きて
いくことがいちばんの供養であり、
自分の慰めにもなります。
かけがえのないものをなくされた方には
いつか大きなものが与えられますよ。
佐藤 初女 』