あっ!あの日と同じだ…
突然、そう思ったのです。
2001年10月25日木曜日
息子が校庭で倒れた日
あの日の夕方5時の空の暗さを、今でも覚えて
います。
今日の空も、あの日と繋がっているような暗さ
ああ、ここでタクシーに乗り学校へ行ったんだ
17年まえの記憶が、どんどん蘇って来るのです。
でも、そのことが涙へと繋がっていかない…
これは今までになかったこと
何だろう、時が経ったからという、そんなことでは
ない、もっと確かな存在として、息子が私の中に
あるのです。
「世界は愛で出来ている!」
ランディさんの言っていた「愛」の最大級を
私は、息子の誕生と死に感じています。
山田スイッチさんがFacebookに
「死ぬまで生きる」と書いていました。
この当たり前の言葉が、声に出してみると
不思議と自分を力付けてくれるのです。
息子も13年の人生を生ききったのだから
そうだ!死ぬまで生きよう!!
「私ってシンプルなの」と言っていた初女さんが
空の向こうで笑っている気がします。
「生きるってシンプルなことなの」と…