今日で10月も終わりです。
時の刻みが早くなっているように感じるのは
私だけでしょうか…
昨日、母のお見舞いに行ったら、母が私が誰だか
分からないらしく「お母さんの子どもよ!」
と言うと、「ああ~」と曖昧な返事が返って
きました。
話すことは、かなりとんちんかんだけれど
看護婦さんが何かをしてくれると「ありがとう」と
言うので、「ありがとう」を忘れてなければ、
まあいいか!と思いました。
帰り道、母の「ありがとう」を思い出すと
ちょっと幸せな気持ちになり、あっ!これが
ばななさんが言っていた、小さなしあわせなんだと
思ったら、嬉しくなりました。
ふと、初女さんのことを思い出しました。
初女さんも93歳を迎えて、講演会も大変になり
森のイスキアも今までのようにやっていくことが
難しくなった時、諦めるのではなく
新しい森のイスキアをやると、宣言されたのです。
それは、イスキアに来た人と一緒にご飯を
作るというものでした。
最後の最後まで「食はいのち」を持ち続けて
いたのですね。
新しい森のイスキアは、初女さんの病気で実現
しなませんでした。
田口ランディさんが「わりと淡い感じで、
ふわっと、ぼやっと思ったことが実現するのが早い。
ほんとだってば、試してみてねー、ダメ元で。」と
ツイッターで呟いていたので
私も「新しい森のイスキアが期間限定で実現する
ことを、淡~く思っていよう!」