新聞報道によれば、首相は、党内の増税反対派や慎重派に配慮してか、消費増税法案に、景気が悪ければ増税を中止できる条項を盛り込む方針を固めたとあった。
心配なのは、今の景気が数年で持ち直す保証がないことである。そうなれば、実質消費増税は中止され、更に赤字国債に頼る財政運営が続く。来年には、国の借金はGDPの2倍以上となる1000兆円に達する見込みで、GDPに占める借金の割合はギリシャやイタリヤの比ではない。
経済ジャーナリストの財部誠一氏のHPにある「日本の借金時計」、国の借金と1世帯当たりの負債額がリアルタイムで更新されている。
http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html
今は国債の大半が国内で消化されているので、他国のような騒ぎにはなっていないが、これから高年齢世帯が預貯金を取り崩して行く中で国内での引き受け先がなくなれば、いつかは海外にも国債の引き受け先を求める事態がやって来る。そうなれば、金利は上昇して、日本の国債価値が低下することは明々白々である。結果、円の価値が暴落して、個人資産は大きく目減りしてしまう。
勿論、増税はしなくて済むならそれに越したことはないが、そんな事を言っている内に取り返しのつかない事態に至るのではと心配でならない。
話は変わるが、明後日、国会議員にボーナスが支給されるらしい。その額291万円で去年より9万円多いとか。
これでは、国会議員に危機意識を期待するのは無理かも知れない。
心配なのは、今の景気が数年で持ち直す保証がないことである。そうなれば、実質消費増税は中止され、更に赤字国債に頼る財政運営が続く。来年には、国の借金はGDPの2倍以上となる1000兆円に達する見込みで、GDPに占める借金の割合はギリシャやイタリヤの比ではない。
経済ジャーナリストの財部誠一氏のHPにある「日本の借金時計」、国の借金と1世帯当たりの負債額がリアルタイムで更新されている。
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今は国債の大半が国内で消化されているので、他国のような騒ぎにはなっていないが、これから高年齢世帯が預貯金を取り崩して行く中で国内での引き受け先がなくなれば、いつかは海外にも国債の引き受け先を求める事態がやって来る。そうなれば、金利は上昇して、日本の国債価値が低下することは明々白々である。結果、円の価値が暴落して、個人資産は大きく目減りしてしまう。
勿論、増税はしなくて済むならそれに越したことはないが、そんな事を言っている内に取り返しのつかない事態に至るのではと心配でならない。
話は変わるが、明後日、国会議員にボーナスが支給されるらしい。その額291万円で去年より9万円多いとか。
これでは、国会議員に危機意識を期待するのは無理かも知れない。