熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

インスブルック市内観光の日

2017-07-19 01:35:21 | 海外自転車旅
インスブルックの主要観光スポットだけ訪ねておこうと、今日はキャンプ場前から出ている路線バスでインスブルック中央駅へ。
インスブルックは冬季オリンピック開催地として名前を知られていますが、見所が集中している旧市街までは駅から歩いて10分ほど、旧市街も見所が集中していて、内部見学しなければ2時間もあれば十分。

まずやって来たのは、マリア・テレジアが息子レオポルトの結婚記念として1765年に建設した凱旋門。さほど大きな門ではありません。


インスブルックで一番有名な見所と言えば、やはり「黄金の小屋根」
皇帝マクシミリアン1世が結婚記念に造らせた、金箔を施した2657枚の銅板タイルで覆われた出窓風バルコニー。


バルコニーの手すり部分のレリーフには、皇帝マクシミリアン1世と、二人の妻の姿が。
最初の妻は落馬により事故死、2番目の妻はミラノから嫁いできた皇族の娘。


この辺りには、出窓を配した家屋が多く見られます。当時の流行りだったのでしょう。


黄金の小屋根の向かいに建つヘルプリングハウス。
ロココ様式の漆喰装飾に覆われた壁面が特徴的な建物です。


大聖堂、別名ザンクト・ヤーコブ教会。


豪華な装飾を施された主祭壇。天井にも一面フレスコ画が描かれています。


中央には、ルーカス・クラーナハ作の「救いの聖母」


15世紀にチロルの大公によって建てられ、その後18世紀にかけ豪華な内装に改装された王宮。


イン川を挟んで旧市街の向こうには、チロルの山並みを背景にパステルカラーの家並みが望めます。


昨日の疲れもあるので早めにキャンプ場に戻ってのんびり。
戻って1時間ほどすると積乱雲が立ち込めて来て雷雨。早く戻って正解でした。




コメント
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