いよいよ手術当日です。
手術は午前中ですが、まずは朝に浣腸をしました。
初の体験でしたが、あまり気持ちのいいものではありませんね…
トイレにいる間はけっこう苦しかったです。
体中が軽くしびれて頭がぼーっとしてしまいました。
不思議だったのは、これが陸上のインターバル走で追い込んだ後の苦しさと全く同じだったんです!
ああ、これはいつもの感覚じゃないか(笑)ということで耐えることが出来ました。
手術前にはまず点滴を打たれました。
初めての経験でしたが、邪魔くさいですね…これはもう二日間続きます。
また、直前には肺塞栓(エコノミー症候群みたいなもの?)予防のため、
きつめのストッキングを履かされました。
これも陸上のロングスパッツと変わりなかったので特に違和感はありませんでした。
10時半にお呼びがかかって別の階の手術室へ。
全身麻酔の手術には同伴者が必要なので、両親が来てくれました。
もちろん、外で待っているだけですけどね。
両親には長い時間に感じられたのではないでしょうか。
手術台に乗せられてもあまり怖い感じはしませんでした。
そのうちに麻酔が効いてきて…後は何も覚えていません。
気付いたら病室のベッドに寝ていました。
手術は非常に順調で、予定よりずっと早く終わったそうです。
もっとダメージがあるのかと思いましたが、いたって元気でした。
ただ、術後5時間はベッド上で安静にしなくてはいけないので、けっこう退屈でした。
しばらくは酸素マスクもつけられていました。
ここからは喉に落ちてくる血をティッシュに出すのと、綿球交換をひたすらやります。
血を飲み込んでしまうと気分が悪くなるので、その前にティッシュに出すんですね。
真っ赤な血を見るとちょっとびっくりしますが、痛いとかそういうことは一切ありませんでした。
綿球は出血を止めるために鼻に詰めます。
最初のうちはすぐ血が染みてきてしまうので、せっせと交換していました。
こんな調子で手術当日は過ぎていきました。
鼻が完全にふさがっているのでしゃべりにくく、口の中も乾いてしまいますが、
我慢出来ないようなものではありませんでした。
この日も特に問題なくよく眠れました。
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