読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

舞妓

2006年07月26日 | 水彩画
 久々の好天はありがたい、でも暑すぎて閉口します。
 前回の水彩画教室はよんどころない事情で欠席でした。
そのときのテーマは人物画の臨画(名のある画家の作品を
お手本にして描く)でした。講師の先生に宿題としてお手
本を渡されました。小磯良平画伯の1960年の作品「舞妓」
です。伝統にとらわれた日本的な香りを拭い去った作品
で銀座の個展に発表されたときは大変な反響を呼んだそ
うです。
 作品は油彩です。それを水彩で描くのは結構難しい
仕事です。「あついな~」とか言いながらおよそ二時
間かけて描きました。
 小磯画伯は雲の上の存在ですが、油彩と水彩という
手法は違っても何かを学び取る気持ちで描きました。
 衣装の方は白が主体です。それだけに帯や簪などの
朱が引き立っています。背景もこれを助ける色彩にな
っています。
 首がやや長くなってしまったのは失敗でした。


コメント (2)
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