読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

久々の風景画

2010年10月04日 | 水彩画

木立の先にある明るい緑を

  月に一回は外で風景画を描こうということになっているが、設定日は大体が
 木曜日。ところが木曜日は特異日で、この日はよく雨になる。今年4月から何
 度も企画された「写生会」はすべて雨で流れた。
  9月30日の木曜日、案の定雨。さすがに幹事は雨を予想し、翌日の10月1日
 (金)を代替日にした。

  10月1日はまずまずのお天気で、自転車で写生会の場所「広池学園」に出か
 けた。「広池学園」は、南柏の光ケ丘に広大な敷地を有し、中・高・大学とオープ
 ンカレッジ・生涯学習棟まで持つ特色のある学校法人である。
  
  せっかくお天気になったのに参加者はなんと4人だけ。それぞれが好みの場
 所を見つけ、大体午前中を使って1枚の絵を描き上げた。
   桜の時期は桜やなんじゃもんじゃの木、マロニエの花、ばら苑など前にもよ
 く写生に来たが、いまごろは紅葉にも少し早く、絵の対象としたい風景としては
 やや中途半端な色合いである。

  今回構図をとったのは、貴賓館の前から食堂棟に向かう道の周囲に立ち並
 ぶ木のシルエットと、奥に見える明るい緑、一部ちらほら紅葉しかけた木の葉、
 木洩れ陽などである。 

  描き上げてから奥行きに不満が残った。奥を丁寧に描いたからか。もっと手
 を抜いてあっさり描けばよかったのか。手前の木立や木の葉群をもっと強く描
 きこんだ方がよかったのか。やや不満が残る絵になった。
  しかしこれから手を加えるとどんどん悪くなっていくので、今後の課題。

       
      clester F6

     (以上この項終わり)

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