読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

妙高高原の秋

2010年10月20日 | 水彩画

高原の秋を描く
  絵を描く仲間18人がバスを仕立てて一泊の写生旅行。
17日の日曜日。早朝に柏を発って、新潟県の妙高高原(池の平)に向かう。
心配した天候も曇りがちながらまずまずで、上信越自動車道を使って目的の妙高高原には
およそ4時間で到着した。
 
  [いもり池から妙高山を]  

宿は「妙高の森」。絵を描くにはもってこいの「いもり池」へは歩いて5分ほどの好立地条件だ。
昼食もそこそこに、各自思い思いのポイントで絵を描き始める。
陽が差すと温かいが、陰ったり風が吹いたりすると晩秋らしい寒さが身を包む。雲と光が目ま
ぐるしく変わり、その変化の一瞬をとらえて絵に落とす。水彩画らしい緊張の連続である。

 
  [いもり池]
3時を過ぎると急速に気温が下がり、風が吹くとたまらなく、早々に宿に引き上げ、中途作品
ながら先生の講評を受ける。

 
  [湖畔の森]

翌日は朝日が妙高山に映え、見事な山容を示した。
朝早く起き出し、7時ころからすでに絵を描き始めているつわものがいる。
「いもり池」に散歩に出るとすでに池の周りでは油絵・パステル・水彩と多様な絵描きさんが絵
筆をふるっていた。

 
  [妙高山・手前はビジターセンター]

風もない穏やかな朝で、鏡のような池の水面には、妙高山や湖岸を散策する人たちが映る。

     
   [湖面に映る妙高山など]

朝食を終えると9時にはバスに乗り込んで、次の写生ポイント「笹ヶ峰牧場」へ向かう。
妙高高原は標高およそ900mくらいであるが、黒姫山と妙高山の山麓にある笹ヶ峰牧場は
それより高く、およそ1300mくらいかと思われる。紅葉の程度は下よりも数段進んでおり、紅・
黄・茶色と、まさに錦秋である。

    
   [乙見湖(笹ヶ峰ダム)にて]
  
    
   [笹ヶ峰牧場]

  
   [笹ヶ峰牧場・奥には焼山(2416m)が]

   ここでは昼食を含め滞在時間およそ3時間。1時には牧場を出発し、柏には5時半に着いた。

 <参考>
    
   [2009.1022の妙高山・いもり池]

 (以上この項終わり)

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