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すばらしき世界

2023年12月10日 | こんな映画見ました~(邦画)
『すばらしき世界』

2021年(日本)

監督:西川美和
出演:役所広司、仲野太賀、六角精児、北村有起哉、長澤まさみ、梶芽衣子、橋爪功庄


「ゆれる」「永い言い訳」の西川美和監督が役所広司と初タッグを組んだ人間ドラマ。
これまですべてオリジナル脚本の映画を手がけたきた西川監督にとって初めて小説原案の作品となり、直木賞作家・佐木隆三が実在の人物をモデルにつづった小説「身分帳」を原案に、舞台を原作から約35年後の現代に置き換え、人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々を描く。
 
殺人を犯し13年の刑期を終えた三上は、目まぐるしく変化する社会からすっかり取り残され、身元引受人の弁護士・庄司らの助けを借りながら自立を目指していた。
そんなある日、生き別れた母を探す三上に、若手テレビディレクターの津乃田とやり手のプロデューサーの吉澤が近づいてくる。
彼らは、社会に適応しようとあがきながら、生き別れた母親を捜す三上の姿を感動ドキュメンタリーに仕立て上げようとしていたが……。(映画.comより)
 
        
 
-------私のひと言-------
 
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役所広司主演、仲野太賀出演ということに弾かれての鑑賞。
佐木隆三の長編小説『身分帳』(実在の人物をモデルにし、13年の刑期を終え出所した元殺人犯の男の苦労と生きかたを描いた小説。)が原案ということです。
 
いい映画でした。
役所広司の素晴らしい演技に泣かされました。
仲野太賀、長澤まさみやベテラン脇役も良かったです。
長澤まさみは出演シーンが少ないのに、流石のインパクトでした。
 
刑務所から出てきた男の賢明な生き様を描いていますが、一般社会で生きる人々も同じようにあがいているんですよね・・・。
切なくて、崖っぷちの怖さを役所広司が本当にうまく表現していたと思います。
ラストがあっけなかったです・・・(涙)
 
 
西川美和監督の「ゆれる」も見てみたいと思います。
 
 

 

 

 

 

コメント (4)
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