『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男
』---BORG MCENROE---
2017年(スウェーデン / デンマーク / フィンランド )
監督:ヤヌス・メッツ
出演:スヴェリル・グドナソン、シャイア・ラブーフ、ステラン・スカルスガルド
1980年代を代表する名テニスプレイヤー、ビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの実録ドラマ。
ライバルとして火花を散らしていた彼らが、1980年のウィンブルドン決勝戦で繰り広げた激闘を活写する。監督は『アルマジロ』などのヤヌス・メッツ。『マン・ダウン 戦士の約束』などのシャイア・ラブーフ、『ストックホルムでワルツを』などのスヴェリル・グドナソン、『男と女、モントーク岬で』などのステラン・スカルスガルドらがそろう。
世界がテニスブームに沸き立つ1980年、その最前線に立つ存在として活躍するビヨン・ボルグ(スヴェリル・グドナソン)。
類いまれな強さに加えて彫刻を思わせる端麗な容姿と冷静沈着な性格で、テニスファン以外からも圧倒的人気を集めていた。ウィンブルドンで4連覇を果たし、5連覇をも達成しようとするボルグ。
だがその前に、過激な言動で注目されていた天才的プレイヤーのジョン・マッケンロー(シャイア・ラブーフ)が立ちはだかる。
(シネマトゥデイより)
-------私のひと言-------
6月4日のYahoo!ニューススポーツにこんな記事がありました。
>男子テニスの元世界ランキング1位で4大大会通算7勝のジョン・マッケンロー氏(62)が、うつ状態を告白して全仏オープンを棄権した大坂なおみ(23=日清食品)の引退を危惧している。
----省略----
>その先に同氏が懸念したのは、大坂が自身と同時期に活躍した4大大会通算11勝のビヨン・ボルグ氏(スウェーデン)のように突然コートを去ってしまうことだ。ボルグ氏は26歳だった1983年に燃え尽き症候群のようになって突如として引退を表明した。
マッケンロー氏は「なおみに何が起こるかは誰にもわからないが、このままテニスを続けられなくなる危険性もある。ビヨン・ボルグのことはテニス界に起きた最も大きな出来事だったが、彼女も(当時のボルグ氏と)似たようなことを感じているのではないか」と大坂の今後を案じた。
というニュースでした。
私もボルグが優勝を続けていたころ、近所のテニスクラブに所属してたこともあり、ボルグの引退のニュースを覚えています。ただあの頃はインターネットなどない時代で、TVニュースや新聞が伝えるだけの報道だけです。詳しいことは一般には伝わってきませんでした。
Amazonプライムでこの映画をリストにあげてあり、今回早速鑑賞した次第です。
あの冷静沈着だったボルグがあんなにも苦しんでいたとは・・・!!
マッケンローのやんちゃ坊主振りは今では懐かしい~!今の選手にはあんなやんちゃさんはいないですよね。すぐにネット炎上してしまいますもの。それもまた選手のストレスになっているのかな、とも思えます。
ボルグの苦しみと大坂なおみにそのまま当てはまるものではありませんが、あまりにタイミングよくこの映画を鑑賞してしまいました。
マッケンローのようなサーブ&ボレーで勝負する選手をまた見たい気もしますね。