和やか-散歩

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敬愛なるベートーヴェン

2008年01月25日 | こんな映画見ました~(洋画)
『敬愛なるベートーヴェン』
---Copying Beethoven ---
2006年(イギリス/ハンガリー)

監督:アニエスカ・ホランド 
出演: エド・ハリス、ダイアン・クルーガー 


 1824年のウィーン。“第九”の初演を4日後に控え、未だ合唱パートが完成していないベートーヴェン(エド・ハリス)のもとに、作曲家を志す若き女性アンナ(ダイアン・クルーガー)がコピスト(写譜師)として送り込まれる。
女性のコピストが現われたことに激怒するベートーヴェンだったが、やがて彼女の才能を認め、写譜の仕事を任せるのだった。
ベートーヴェンの音楽を深く理解するアンナは苦悩するベートーヴェンを力強くサポートしていく。
そして、ついに迎えた“第九”初演の日、難聴のため指揮棒を振ることに怯えていたベートーヴェンだったが、アンナに励まされ指揮台に立つと、彼女の合図を頼りに指揮をやり遂げるのだった。 
(allcinemaより)

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30才前後に耳を患い、晩年は聴覚を失った中で作曲したというベートーヴェンが、どんな風に作曲していったかということは、とても興味のあることです。
エド・ハリスが一般的に「才能はあるが、傍若無人」と言われているベートーヴェンを、見事に演じていたのはないでしょうか。
多分、ベートーヴェンってこんな人だったんだろう~と思いました。
女性との恋の話しはあまり出てこないベートーヴェンですが、美しいアンナに励まされるお話しは良かったです。
また、甥っ子カールへの盲愛が哀しく、愛らしかったです。
コメント (6)
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消えた天使

2008年01月18日 | こんな映画見ました~(洋画)
『消えた天使』
---THE FLOCK---
2007年(アメリカ)

監督:アンドリュー・ラウ
出演: リチャード・ギア、クレア・デインズ 


「インファナル・アフェア」シリーズのアンドリュー・ラウ監督がハリウッド・デビューを果たした社会派サスペンス・ドラマ。
性犯罪歴の登録とその公開というアメリカ特有の制度を背景に、一人の監察官が足を踏み入れる現代社会の深い闇を大胆に描き出す。
主演はリチャード・ギア、共演にクレア・デインズ。
18年間、性犯罪登録者の監察を続けてきた公共安全局のエロル・バベッジ(リチャード・ギア)は退職を間近に控え、後任となるアリスン・ラウリー(クレア・デインズ)の指導を任される。
バベッジに同行したアリスンは、登録者の人権を無視した強引なやり方に反発を覚える。そんな中、若い女性の誘拐事件が発生、2人は一緒に捜査を開始するが…。 
(TSUTAYA DISCAS :イントロダクション)

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「背徳の囁き」(1989年)のロス市警を演じたギアをダブらせてしまい、最後までエロルを悪役なのかって疑いながら見てしまいました。
変な先入観を主人公に持ちながら鑑賞したのは失敗でした(汗)。
アンドリュー・ラウ監督のハリウッドデビュー、社会派映画ということを素直に受け止めて大丈夫です。

性犯罪登録者の再犯が悲惨な事件になるという社会問題は、日本でも起こっています。
それを絶対に許さないという公共安全局の職員をギアが熱演しています。
R-15映画です。恐いですよ・・・。
コメント (4)
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ハサミを持って突っ走る

2008年01月16日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ハサミを持って突っ走る』
---RUNNING WITH SCISSORS ---
2006年(アメリカ)

監督:ライアン・マーフィー 
出演: ジョセフ・クロス、アネット・ベニング、アレック・ボールドウィン 、ブライアン・コックス 、グウィネス・パルトロー 、ジョセフ・ファインズ 


アネット・ベニング、グウィネス・パルトローが出演するコメディ。
アル中の父(アレック・ボールドウィン)、躁うつ病の母(アネット・ベニング )と共に暮らしていたオーガスティン(ジョセフ・クロス )は両親の離婚をきっかけに、母を担当していた風変わりな精神分析医、ドクター・フィンチ(ブライアン・コックス )の家族と生活することになり…。 
(TSUTAYA DISCAS :イントロダクション)


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日本未公開です。
キャストからみて、おお、これは面白そう~ってレンタルしたんですが・・・。
う~ん、私には合わなかったです。
ネット検索してみると、なかなか興味深いオフビートコメディって書いてあるんですが・・・。
オフビートコメディって良くは分からないですが、要するにちょっとインパクトがずれてるって事でしょう?
私はちょっと苦手です。
コメディって心の琴線の触れどころが人によってそれぞれですからね~。
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ノース/ちいさな旅人

2008年01月15日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ノース/ちいさな旅人 』
---NORTH---
1994年(アメリカ)

監督:ロブ・ライナー
出演: イライジャ・ウッド 、ブルース・ウィリス 


理想の親を求めて、世界中に旅に出る少年ノース( イライジャ・ウッド )の姿をコメディ・タッチで描くハート・ウォーミング・ムービー。
学業優秀、スポーツ万能、礼儀正しく、おまけに優しい11歳の少年ノースのたった1つの悩みは、両親が無関心な事。意を決した彼は“子供のフリー・エージェント制”を宣言し、世界に向けて理想の親さがしの旅に出掛ける。

公開当時は不評だったものの、そこは「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナーが撮っただけあって作品の仕上がりは上々。
脚本もそれなりに書けているし、笑いのセンスにも偏りがなく、子供は子供なりに大人は大人なりに楽しめる、よく出来た佳作。
主人公のノース役のイライジャ・ウッドは、「危険な遊び」でもマコーレ・カルキンを食ってしまった様に、本作でも子役にありがちな大げさな演技ではなく自然な演技でGOOD。共演のブルース・ウィリスもいつもとは違った役柄で映画を引き立ててます。
(allcinemaより)

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子役イライジャ・ウッドの作品で、見たかったけどずっと見られなかった映画です。
ビデオは出ていたらしいですが、すでに廃盤。
DVD化はまだされてないようですね~。
先日のTV放送でやっと見ました!
イライジャの可愛いこと~!!
上手いこと~!!

公開当時は不評でラジー賞にしっかりノミネートされたとかですが、私はなかなか面白かったです。
途中まで、なんじゃこりゃ~って思ってしまうのが、ラジー賞候補だったんでしょうね~。
イライジャはさすがでした!
スカーレット・ヨハンソンが映画デビューした映画だとか・・・。
ちょっとだけ出てたらしいのですが、私は見逃しました。(^_^;)
コメント (2)
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ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記

2008年01月11日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』
---NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS ---
2007年(アメリカ)

監督:ジョン・タートルトーブ
出演: ニコラス・ケイジ 、ジョン・ヴォイト、ハーヴェイ・カイテル、エド・ハリス、ダイアン・クルーガー 、ジャスティン・バーサ 、ブルース・グリーンウッド、ヘレン・ミレン 


ベン(ニコラス・ケイジ )は、彼のもとを訪れたウィルキンソン(エド・ハリス )と名乗る古美術商からある驚きの情報を知らされる。
それは、今なお多くの謎に包まれているリンカーン大統領暗殺事件の犯人による日記で消失されていた一部が発見され、そこには暗殺の真犯人としてベンの祖先トーマス・ゲイツの名が記されていた、との衝撃的な内容だった。
大統領暗殺者の末裔という汚名を着せられてしまったベンは何としても祖先の無実を晴らすべく、天才ハッカーのライリー( ジャスティン・バーサ )、そしてベンとは今や破局寸前の恋人アビゲイル(ダイアン・クルーガー)の協力を得て調査を開始。
その日記に伏せられた暗号解析を機に、パリの自由の女神やバッキンガム宮殿へ飛び、徐々に真実へ近づいていく。しかし、その一方で、謎の一味がベンたちをつけ狙っていた…。
(allcinemaより)

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製作はジェリー・ブラッカイマー。
第1弾の製作のときは、続編の予定無しだったのが、大ヒットで続編製作ということになった映画だということです。
第一弾もそうなんですが、南北戦争の時代くらいであんな大掛かりな世界が秘密に作る事が出来るとは考えられないんですよね~。
お宝が見つかった時点で、ファンタジーになっちゃうのが、私にはちょっと残念です。
でも、ファンタジーとしては楽しめる作品です。

脇を固めるベテラン俳優、ジョン・ヴォイト、ハーヴェイ・カイテル、エド・ハリス、ヘレン・ミレン が良かったです。
ブルース・グリーンウッドは、ふとケネディを重ねてしまうほど大統領役が似合います(笑)。
 
 

コメント (12)
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こわれゆく世界の中で

2008年01月10日 | こんな映画見ました~(洋画)
『こわれゆく世界の中で』
---BREAKING AND ENTERING---
2006年(イギリス/アメリカ)

監督:アンソニー・ミンゲラ
出演: ジュード・ロウ,ジュリエット・ビノシュ,ロビン・ライト・ペン ,マーティン・フリーマン 


 現代のロンドンを舞台に、それぞれに問題を抱えた子供との関係に苦悩する2人の女性と、そんな2人と恋に落ちたひとりの男の葛藤を描いたドラマ。
出演はジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ、ロビン・ライト・ペン。
監督は「イングリッシュ・ペイシェント」「コールド マウンテン」のアンソニー・ミンゲラ。

ロンドンのキングス・クロス。
建築家のウィル(ジュード・ロウ)は、この地区にオフィスを開き、都市再開発の巨大プロジェクトを請負っていた。
私生活では映像作家リヴ(ロビン・ライト・ペン )とその娘と暮らしていたが、心のバランスを崩して苦しむ娘の存在がリヴとウィルの間に暗い影を落としていた。そんな時、彼のオフィスが2度も窃盗の被害に遭う。やむを得ず自ら夜のオフィスを見張り始めたウィルは、やがてオフィスに侵入しようとしていた少年を発見、少年の身辺を探るうち、次第に彼の母親アミラ(ジュリエット・ビノシュ)に心惹かれていく。
(allcinemaより)


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この映画でさかんに繰り返されていたロンドンの「キングス・クロス再開発地区」。
キングス・クロス駅ってハリポタに出てくる駅ですよね。
その駅の周辺が大々的に開発されてるっていう時期の映画なんでしょうか。
その辺の事情もこの映画で知ったことです・・・。(^_^;)
サラエボから亡命してきた親子との絡みなど、ロンドン事情を窺い知る映画でした。
キャストもそれぞれに素晴らしく、とても楽しめた映画です。
ジュードとロビンの良さもよ~く出てました。
苦手なジュリエット・ビノシュですが、さすが上手かったです。
私としてはオススメ出来る映画です♪

コメント (6)
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今年も宜しくお願い致します!

2008年01月07日 | ご挨拶&お知らせ
今日はもう7日ですね~。
ようやくネット生活に戻って参りました~。

昨年後半は、ちょっと映画感想の更新が途絶えがちでした。
今年は、気持ちを新たに、しっかりと、でものんびりと、
感想をアップしていきたいと思っております。
まあ、感想といっても、一言だけっていうスタイルは保っていきます(笑)。

今年も、ブログにお邪魔したり、来て頂いたりと、いろいろな方とお話しをさせていただきたいと思います。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

                      **小米花**

 

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