『夢駆ける馬ドリーマー』
---DREAMER:Inspired by A True Story---
2005年(アメリカ)
監督:ジョン・ゲイティンス
出演:カート・ラッセル ダコタ・ファニング クリス・クリストファーソン エリザベス・シュー
馬の調教師のベン(カート・ラッセル)は、期待の牝馬ソーニャドールの調教を任せられていた。
あるレースでソーニャの足に違和感を感じていたが、オーナーの強引な主張でレースに出させたが、転倒して足を骨折してしまう。
オーナーの安楽死の命令に従えなかったベンは自分の報酬と引き換えに、引き取り家に連れ帰った。安楽死の命に従えなかったのは、娘のケール(ダコタ・ファニング )がソーニャを大事に思っていたからでもあった。
ソーニャは家族と仲間に看護され、次第に回復していった。
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私は競馬には興味ありませんが、馬が走る姿は美しいと思います。
その美しい馬が怪我などで走ることが出来なくなると、安楽死という選択を迫られるのですね。
これはきっと避けられない運命で仕方のないことなのでしょう。
そんな中でソーニャという馬が、競馬の世界では常識はずれの家族と仲間に支えられ、回復し、見事復活していく展開には、誰もがワクワクすることだと思います。
ダコタちゃんのあの演技とともに見せられては、応援しなくちゃ~!って思います(笑)。
そんな復活ってあり得ない、と思っていたら、映画の中で『「マライアズストーム」という馬が同じ怪我から復活した。』と言っていますように、本当にそういう話があったのですね。
こちらのお話がDVD特典で見られますが、まさに短編ドキュメント映画になっています。完全復活で活躍したそうですが、映画でソーニャが勝った「ブリーダーズC」というレースでは、残念ながら振るわなかったそうです。
ダコタちゃんの名演技と馬の名演技、楽しい映画でした。