和やか-散歩

「こんな映画見ました~」から「和やか-散歩」へ

ホワイトバード はじまりのワンダー

2024年12月23日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ホワイトバード はじまりのワンダー』
---White Bird---
2024年(アメリカ)

監督:マーク・フォースター
出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、 ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン

2017年製作の映画「ワンダー 君は太陽」の原作者R・J・パラシオが同作のアナザーストーリーとして執筆した小説「ホワイトバード」を、「チョコレート」のマーク・フォースター監督のメガホンで映画化。
前作で主人公オギーをいじめた少年ジュリアンと彼の祖母サラ、そして少女時代のサラをナチスから救った同級生ジュリアンにスポットを当てて描く。

いじめによって学校を退学処分になり、自分の居場所を失っていたジュリアンのもとに、パリから祖母サラが訪ねてくる。
孫の行く末を心配するサラは、彼に自身の少女時代について語りはじめる。
1942年、ナチス占領下のフランス。ユダヤ人であるサラは、学校に押し寄せてきたナチスに連行されそうになったところを同じクラスのいじめられっ子の少年ジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われる。
クラスでいじめられていたジュリアンに全く関心を払わなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命懸けで守ってくれる。
サラとジュリアンが絆を深めていくなか、終戦が近いというニュースが流れるが……。

名優ヘレン・ミレンがジュリアンの祖母サラを演じ、「ワンダー 君は太陽」のブライス・ガイザーがサラの孫のジュリアン役を続投。
少女時代のサラは「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」のアリソン・グレイザー、サラを助ける同級生ジュリアンは「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」のオーランド・シュワートがそれぞれ演じた。(映画.comより)



 
        
 
-------私のひと言-------
 
映画館(立川キノシネマ)で鑑賞。
「ワンダー 君は太陽」はとても良い映画でした。その主人公オギーをいじめたジュリアンに視点を当てたという事で見に行きました。

ジュリアンは「ワンダー 君は太陽」のいじめっ子ちゃんが高校生になって演じています。
 
話は、いじめた側という事で退学になったジュリアンがどうしても学校になじめないでいたところに、祖母のサラが自分の過去の話をしにやって来るという展開です。
祖母サラは、ユダヤ人ということで戦争中にとてもつらい経験をしたという話をジュリアンにしていきます。サラがクラスメイトのジュリアン(同じ名前です)の親切で命を助けられたという話をしていきます。
映画の展開はそのサラの話でず~っと綴られていきます。
その話を聞いたジュリアンが自分の立ち位置を理解し、学校生活に馴染んでいくのです。
 
とても心に残る映画でした。
ただ、ジュリアンの心の動きをもう少し映像で見たかったように思いました。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
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ダウントン・アビー

2024年12月21日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ダウントン・アビー』
---Downton Abbey---
2019年(イギリス・アメリカ)

監督:マイケル・エングラー
出演:マギー・スミス、ヒュー・ボネビル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリー、イメルダ・スタウントン
 

大邸宅に暮らす貴族・クローリー家と使用人たちの生活を描き、ゴールデングローブ賞やエミー賞に輝いたイギリスの人気ドラマを映画化。
2010年から2015年まで全6シーズン放送されたドラマ版の最終回から2年後のクローリー家が描かれる。
1927年、英国国王夫妻が訪れることとなったダウントン・アビーでは、グランサム伯爵家の長女メアリーが執事のカーソンを復帰させ、パレードや豪勢な晩餐会の準備を進めていた。そんな中、先代伯爵夫人バイオレットの従妹で何十年も音信不通となっていたメアリー王妃の侍女モード・バッグショーとバイオレットの間にぼっ発した相続問題など、一族やメイドたちのスキャンダル、ロマンス、陰謀が次々と巻き起こる。

マギー・スミス、ヒュー・ボネビル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリーらドラマ版のキャストに加え、映画版で初登場となるモード役でイメルダ・スタウントンが出演。
ドラマ版に引き続き、オスカー受賞のジュリアン・フェローズが脚本、マイケル・エングラーが監督を務める。(映画.comより)

 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(NHKBSプライムシネマ)。
このイギリスのドラマは未見です。
イギリスの貴族の斜陽を描いた話は割と好きです。
優雅で品がありながら、悲しさと切なさがあります。人として何が大切なのかを考えさせられる様な気がします。
 
この作品はイギリスドラマ終了から2年後を描いてるとの事。
そこまで来るクローリー家に興味もありますが、ドラマを見返すエネルギーはないです。
 
良い映画でしたよ!
 
 
 

 
 
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名探偵ポアロ ベネチアの亡霊

2024年12月20日 | こんな映画見ました~(洋画)
『名探偵ポアロ ベネチアの亡霊』
---A Haunting in Venice---
2023年(アメリカ)

監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、ティナ・フェイ、ケリー・ライリー、カミーユ・コッタン、ジェイミー・ドーナン、ミシェル・ヨー


アガサ・クリスティの生んだ名探偵エルキュール・ポアロが、イタリアの水上都市ベネチアを舞台に不可解な殺人事件の解決に挑む姿を描いた本格ミステリー。
ケネス・ブラナーが監督・製作・主演を務めた「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に続くシリーズ第3弾で、今作でもブラナーがメガホンをとり、自らポアロに扮した。

ミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。
流浪の日々を送る名探偵エルキュール・ポアロは、死者の声を話すことができるという霊媒師のトリックを見破るために、子どもの亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加する。
しかし、そこで招待客のひとりが人間には不可能な方法で殺害される事件が発生。
犯人が実在するかさえ不明な殺人事件に戸惑いながらも、真相究明に挑むポアロだったが……。

原作はクリスティの小説「ハロウィーン・パーティ」。
物語の鍵となる霊媒師レイノルズを「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアジア人で初のアカデミー主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーが演じる。
そのほかの共演に「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェレミー・ドーナン、「サタデー・ナイト・ライブ」のヘッドライナーとしても知られる俳優でコメディアンのティナ・フェイら。(映画.comより)

 

   

-------私のひと言-------

 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
原作は「ハロウィーン・パーティ」だそうですが、読んでおりません・・・。
 
ポワロが現役を退いた後のお話です。
おどろおどろしい展開で、私は少々引きました・・・。
ケネス・ブラナー監督主演作でなかったら見なかったかもしれないです。。。
 
展開は書き難いし、以上感想ではなくてスミマセン。<(_ _)>
 
 
 

 
 
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ナイル殺人事件

2024年12月19日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ナイル殺人事件』
---Death on the Nile---
2022年(アメリカ)

監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、ガル・ギャドット、アーミー・ハマー、トム・ベイトマン、アネット・ベニング、エマ・マッキー、ソフィー・オコネドー、レティーシャ・ライト
 
        
ミステリーの女王アガサ・クリスティによる名作「ナイルに死す」を、同じくクリスティ原作の「オリエント急行殺人事件」を手がけたケネス・ブラナーの監督・製作・主演で映画化。
 
エジプトのナイル川をめぐる豪華客船の中で、美しき大富豪の娘リネットが何者かに殺害される事件が発生。容疑者は彼女の結婚を祝うために集まった乗客全員だった。
名探偵エルキュール・ポアロは“灰色の脳細胞”を働かせて事件の真相に迫っていくが、この事件がこれまで数々の難事件を解決してきたポアロの人生をも大きく変えることになる。
ベルギー訛りの英語と口ひげがトレードマークの探偵ポアロ役を、前作「オリエント急行殺人事件」同様にブラナーが自ら演じた。
そのほか、第一の被害者であるリネット役に「ワンダーウーマン」のガル・ギャドット、その夫サイモン役に「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマーなど豪華キャストが集結。(映画.comより)
 
 
-------私のひと言-------
 

お家鑑賞(Amazonプライム)。

前作の『オリエント急行殺人事件 』同様ケネス・ブラナー監督主演という事で見ました。
結末は分かっていてもサスペンスの楽しさを堪能しました。

かなり前だったと思いますが、NHKBSシネマのアガサ特集で映画化された作品が一気に放映されたことがあり、私はその特集で続けて鑑賞したんですね~。
すっかり忘れてましたが自分のブログ見て思い出しました。
ブログ書いてなかったら、きっと見事に忘れていたことでしょう・・・💦

 


 

 

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シビル・ウォー アメリカ最後の日

2024年12月13日 | こんな映画見ました~(洋画)
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
---Civil War---
2024年(アメリカ)

監督:アレックス・ガーランド
出演:キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラ、ケイリー・スピーニー、スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン


「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランドが監督・脚本を手がけ、内戦の勃発により戦場と化した近未来のアメリカを舞台に、最前線を取材するジャーナリストたちを主人公に圧倒的没入感で描いたアクションスリラー。

連邦政府から19の州が離脱したアメリカでは、テキサス州とカリフォルニア州の同盟からなる「西部勢力」と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。
就任3期目に突入した権威主義的な大統領は勝利が近いことをテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。
戦場カメラマンのリーをはじめとする4人のジャーナリストは、14カ月にわたって一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うべく、ニューヨークからホワイトハウスを目指して旅に出る。
彼らは戦場と化した道を進むなかで、内戦の恐怖と狂気を目の当たりにしていく。

出演は「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のキルステン・ダンスト、テレビドラマ「ナルコス」のワグネル・モウラ、「DUNE デューン 砂の惑星」のスティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン、「プリシラ」のケイリー・スピーニー。

 

        
 
-------私のひと言-------
 
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
スミマセン、BSプレミアムシネマではなく、アマプラ鑑賞でした。m(__)m
もうお家で見られるの~?!!とパソコンではなくテレビでアマプラを見たので、勘違いしてしまいました。
 
今年のアメリカ大統領の選挙でも、アメリカの政治勢力が真っ二つになりました。
その流れでいかに戦争に発展したのかという展開かと思っていたら、ちょっと違う映画でした。
映画ではすでに「西部勢力」(テキサス州とカリフォルニア州)と政府軍(すでに19の州が離脱)の間で内戦が始まってました。
大統領へのインタビューを試みようとするジャーナリストの話でした。
4人のジャーナリストがニューヨークからワシントンDCへと向かう途中で、目の当たりにした内戦の残酷さを描いています。
成すべき仕事をすべくジャーナリストが見つめる現実を描いています。
 
思わず身を乗り出して最後まで見てしまいました。
 
今まであまり見たことのないキルステン・ダンストに釘付けでした。
色々な問題提起もされてる映画だったと思います。
 
 
 

 
 
 
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ペギー・スーの結婚

2024年11月23日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ペギー・スーの結婚』
---Peggy Sue Got Married---
1986年(アメリカ)

監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:キャスリーン・ターナー、ニコラス・ケイジ、バリー・ミラー、ケビン・J・オコナー、ジョアン・アレン、ヘレン・ハント、ソフィア・コッポラ、ジム・キャリー

25年前のハイスクール時代にタイム・スリップした主婦の数奇な体験を描く。

製作はポール・R・グリアン、エグゼクティヴ・プロデューサーはバリー・M・オズボーン、監督は「コットンクラブ」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はジェリー・レイクトリング、アーレン・サーナー、撮影はジョーダン・クローネンウェス、音楽はジョン・バリー、編集はバリー・マルキンが担当。

出演はキャスリーン・ターナー、ニコラス・ケイジほか。

 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(NHKBSシネマ)。
少し前になりますがTV鑑賞しました。
『ペギー・スーの結婚』というタイトルは知っていても見たことがありませんでした。
 
若くてチャラいニコラス・ケイジに思わず笑っちゃいました。
話の展開はキャスリーン・ターナーがタイム・スリップするというコメディでしょうか・・・。
若いジョアン・アレン、ヘレン・ハント、ソフィア・コッポラ、ジム・キャリーを見られたお得感はありましたけど、おススメはしないですよ。
 
 
 
 

 
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リトル・ニキータ

2024年10月23日 | こんな映画見ました~(洋画)
『リトル・ニキータ』
---Little Nikita---
1988年(アメリカ)

監督:リチャード・ベンジャミン
出演:シドニー・ポワチエ、リバー・フェニックス、リチャード・ジェンキンス


ジェフは愛国心の強い普通のアメリカの高校生。
しかし空軍士官学校に願書を提出した事から、両親がKGBのスパイであることを知ってしまう。
両親と国家の間で揺れ動きながら、少年は次第に国際的スパイ事件へと巻込まれていく……。

ベテラン、S・ポワチエのいぶし銀の演技もさることながら、それに圧倒される事無く、苦悩する少年を鮮やかに演じたR・フェニックスが良い。ただし、彼が悪漢退治に活躍しないというのはドラマとして少々物足りない。(allcinemaより)

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
 
リバー・フェニックス主演でシドニー・ポワチエ共演とあって、前から一度見たいと思っていたのですが、やっと見ました。
国際的スパイ事件に巻き込まれるという解説に、ハードな展開かと思っていましたが、スパイものというより家族の物語という感じがしました。
父親役のリチャード・ジェンキンスが若い~~!
 
リバー・フェニックス出演映画という興味で見ましたが、リバーに興味のある方は見てもいいかな?という感想です。
 
 

 
 
 
 
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アムステルダム

2024年10月14日 | こんな映画見ました~(洋画)
『アムステルダム』
---Amsterdam---
2022年(アメリカ)

監督:デビッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デビッド・ワシントン、テイラー・スウィフト、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロ

1930年代のニューヨーク。
かつて第1次世界大戦の戦地で知り合い、終戦後にオランダのアムステルダムで一緒の時間を過ごし、親友となったバート、ハロルド、ヴァレリー。
3人は「何があってもお互いを守り合う」と誓い合い、固い友情で結ばれていた。
ある時、バートとハロルドがひょんなことから殺人事件に巻き込まれ、容疑者にされてしまう。
濡れ衣を着せられた彼らは、疑いを晴らすためにある作戦を思いつくが、次第に自分たちが世界に渦巻く巨大な陰謀の中心にいることに気づく。

「アメリカン・ハッスル」でもデビッド・O・ラッセル監督とタッグを組んだクリスチャン・ベール、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」「スキャンダル」のマーゴット・ロビー、「ブラック・クランズマン」「TENET テネット」のジョン・デビッド・ワシントンが物語の中心となる3人を演じ、共演にも「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレック、「アイリッシュマン」のロバート・デ・ニーロをはじめ、クリス・ロック、アニヤ・テイラー=ジョイ、ゾーイ・サルダナ、マイク・マイヤーズ、マイケル・シャノン、テイラー・スウィフトら豪華キャストが多数集結した。(映画.comより)

 

 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
豪華キャストに惹かれ鑑賞。
 
話があちこちに飛び、展開に付いて行けず、豪華キャストに降り回され状態で終わってしまいました。
う~~ん、消化不良でした・・・。
 
マーゴット・ロビーは変わらず魅力的でしたし、テイラー・スウィフトが出てきたり、デンゼル・ワシントンの長男のジョン・デビッド・ワシントンの出演とか、デ・ニーロのちょい役とかはあったのですが、それだけで私は終わってしまいました。
感想にならなくてスミマセン・・・。
 
 

 
 

 

 

 

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オートクチュール

2024年09月21日 | こんな映画見ました~(洋画)
『オートクチュール』
---Haute couture---
2021年(フランス)

監督:シルビー・オハヨン
出演:ナタリー・バイ、リナ・クードリ、パスカル・アルビロ

フランスのラグジュアリーブランド「ディオール」のアトリエを舞台に、世代も境遇も異なる2人の女性の人生が交差する様子を描いたヒューマンドラマ。

ディオールのオートクチュール部門でアトリエ責任者を務める孤高のお針子エステルは、次のコレクションを最後に引退することを決めていた。
準備に追われていたある朝、エステルは地下鉄で若い女性にハンドバッグをひったくられる。
その犯人ジャドの滑らかに動く指にドレスを縫い上げる才能を直感したエステルは、彼女を警察へ突き出す代わりに見習いとしてアトリエに迎え入れる。
反発しあいながらも、時には母娘のように、そして親友のように、美を生み出す繊細な技術をジャドに授けていくエステルだったが……。
 
「たかが世界の終わり」のナタリー・バイがエステル、「パピチャ 未来へのランウェイ」のリナ・クードリがジャドを演じた。
ディオール専属クチュリエール監修のもと、ディオール・ヘリテージに保管されていた幻のドレスや貴重なスケッチ画などが登場。(映画.comより)
 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
オートクチュールのアトリエが再現されてるという事に興味惹かれて鑑賞。
 
ハンドバッグをひったくったという若い子の手を見て、お針子の才能を見たという設定にちょっと違和感。
スリのような巧妙に指先を使う女の子と出会ったのかと思ったら、バッグをひったくった子の相棒でギターを弾いていただけの女の子でした。
でも、偶然その子の手が奇麗でお針子に向いてたって訳です。
 
手を見ただけで、あのディオールのアトリエに入れてしまう設定も、映画ならでは?かな。
でも緊張感と、嫉妬の目溢れるアトリエの雰囲気を見られて、私は面白かったです。
貴重なディオールのデッサンや、モデルさんの着る洋服も見てて楽しめました。
 
オートクチュールのお店はパリの目抜き通りにありますが、工房は貧しい人々の住む地区にあることが多いそうです。
その移民たちの住む地区の希望になればという監督の意図もあったとか・・・。
パリの華やかな部分を支える人々の暮らしなどが垣間見られました。
 
 
 

 
 
 
 

 

 

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生きる LIVING

2024年09月16日 | こんな映画見ました~(洋画)
『生きる LIVING』
---Living---
2022年(イギリス)

監督:オリバー・ハーマナス
出演:ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ

黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。

1953年、第2次世界大戦後のロンドン。
仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。
そんなある日、彼はガンに冒されていることがわかり、医師から余命半年と宣告される。
手遅れになる前に充実した人生を手に入れたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾート地で酒を飲んで馬鹿騒ぎするも満たされない。
ロンドンへ戻った彼はかつての部下マーガレットと再会し、バイタリティに溢れる彼女と過ごす中で、自分も新しい一歩を踏み出すことを決意する。

「ラブ・アクチュアリー」などの名優ビル・ナイが主演を務め、ドラマ「セックス・エデュケーション」のエイミー・ルー・ウッドがマーガレットを演じる。(映画.comより)

 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。

黒澤明監督作品のリメイクということで公開当初から興味がありましたが、やっと見ました。
黒澤明作品見ているはずなのですが、記事が見当たりません。もう一度見てから記事にしたいと思っていましたが、なかな再見出来ずにいます。
 
主人公のビル・ナイは好演してたと思います。
こちらのイギリス映画の方がやっぱりお洒落!
役場の人たちも、陳情に来た小母さんたちも垢抜けてます。

私にはやっぱり黒澤映画の方が感情移入出来たように思いました。
黒澤作品の方は、同居するお嫁さんももっと意地悪だったし、ラストのブランコに揺れながら歌う「命短し~恋せよおとめ~」のメロディが哀しかった。。。
鑑賞後の感動はちょっと違いましたね。
 
 

 

『生きる 』

1952年(日本)

監督:黒澤明
出演:志村喬、日守新一、田中春男、千秋実、小田切みき、左卜全
 
 

市役所の市民課長・渡辺は30年間無欠勤、事なかれ主義の模範的役人。
ある日、渡辺は自分が胃癌で余命幾ばくもないと知る。
絶望に陥った渡辺は、歓楽街をさまよい飲み慣れない酒を飲む。
自分の人生とは一体何だったのか……。

渡辺は人間が本当に生きるということの意味を考え始め、そして、初めて真剣に役所の申請書類に目を通す。そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった。
この作品は非人間的な官僚主義を痛烈に批判するとともに、人間が生きることについての哲学をも示した名作である。(映画.comより)

 

 

 


 

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インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者

2024年09月03日 | こんな映画見ました~(洋画)
『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』
---Il testimone invisibile---
2018年(イタリア)

監督:ステファノ・モルディーニ
出演:リッカルド・スカマルチョ、ミリアム・レオーネ、ファブリッツィオ・ベンティボリオ

2016年のスペイン映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」を、イタリアの新鋭ステファノ・モルディーニがリメイクしたサスペンスドラマ。
殺人容疑をかけられた実業家アドリアーノは、これまで敗訴したことのない敏腕弁護士ヴァージニアに弁護を依頼する。
圧倒的に不利な状況にも関わらず、ヴァージニアはアドリアーノを無実にしてみせると話す。
しかし、彼女は驚くべき手法でアドリアーノに事件の真相を語らせ……。

主演は「ジョン・ウィック チャプター2」のリッカルド・スカマルチョ。
ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020」上映作品。
(映画.comより)

-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。

スペイン映画をイタリアでリメイク、という作品。
知らない俳優さんたち、もちろんオリジナル映画も未見というのに何故が惹かれて鑑賞しました。
う~ん! 始めから終わりまで緊張感が続くサスペンスものでした。
久し振りに、手に汗握るサスペンス映画を見た~!という感想です。
 
面白い映画でした!
 
 

 
 
 
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ビリーブ 未来への大逆転

2024年08月21日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ビリーブ 未来への大逆転』
---On the Basis of Sex---
2019年(アメリカ)

監督:ミミ・レダー
出演:フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、 ジャスティン・セロー、キャシー・ベイツ

「博士と彼女のセオリー」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフェリシティ・ジョーンズ主演で、実話をもとに史上初の男女平等裁判に挑んだ女性弁護士を描いたドラマ。

のちにアメリカで最高裁判事を務めることとなるルース・ギンズバーグは、貧しいユダヤ人家庭に生まれ、努力の末に名門ハーバード法科大学院に入学する。
夫マーティの協力のもと彼女は大学院を首席で卒業するが、女性であることを理由にルースを雇い入れる法律事務所はどこにもなかった。
やむなく大学教授となったルースは、男女平等の講義に力を入れながらも、弁護士への夢を捨てきれずにいた。
やがてある訴訟記録を目にし、それが歴史を変える裁判になると信じたルースは自ら弁護を買って出るが…。

ルース役をジョーンズが演じるほか、彼女を支え続ける夫役を「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマー、伝説の弁護士役を「ミザリー」のキャシー・ベイツがそれぞれ演じる。監督は「ディープ・インパクト」のミミ・レダー。(映画.comより)

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
実社会において性差による働く場の違いの是正に挑んだ女性裁判官の実話です。
 
女性の地位向上のために数多くの女性達が活躍して来ています。
その凄まじい努力の裏を支えている男性陣にも本当に頭が下がります。

ルースは大学院を首席で卒業するも、女性という事で弁護士として就職が出来ず、大学で教授として働く一方で弁護士として働く機会を待っています。
やがてある訴訟記録を目にします。誰も受けようとしない訴訟で自分がやらねばならないと立ち上がります。
その訴訟というのがです。(ネタバレ)
 
---Wikipediaより---
1970年のある日、マーティンが持ち込んできた案件の一つがルースの関心を引いた。
その案件はチャールズ・モリッツという名前の男性に関するものだった。
モリッツは働きながら母親を介護するために、看護師を雇うことにしたのだが、未婚の男性であるという理由でその分の所得控除が受けられない状態にあったのである。
その根拠となる法律の条文には「介護に関する所得控除は、女性、妻と死別した男性、離婚した男性、妻が障害を抱えている男性、妻が入院している男性に限られる」とあった。
ルースは法律の中に潜む性差別を是正する機会を窺っていたが、モリッツの一件はその第一歩に最適だと思った。
「法律における男性の性差別が是正されたという前例ができれば、法律における女性の性差別の是正を目指す際に大きな助けとなるに違いない。また、高等裁判所の裁判官は男性ばかりだから、男性の性差別の方が共感しやすいはずだ」と考えたからである。
 

つまり男性であるがゆえに法の擁護を受けられないことに対しての性差別を訴えたのです。
男性が性差別を受けたことで裁判に勝つことが出来れば、法律に性差別が生じていることになり性差別が是正されると信じたのです。裁判は見事勝訴しました。

その後、
クリントン大統領時代1993年ギンズバーグは連邦最高裁判事に就任(オコナー判事に次いで女性として二人)。トランプ大統領時代の2020年9月まで連邦最高裁判事を務めた。ギンズバーグ死後わずか1か月ですぐにトランプ大統領は保守派の判事を任命している。

その辺りのニュースは微かに記憶があります。トランプ大統領が何か選挙後に異議申し立てをしたときに有利なように、、、とかニュースで騒いでいたのは、このギンズバーグ女史が亡くなったからなのですね~、と今になって繋がりました。。。

 

 

 


 

 

 

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ワイルド・リベンジ

2024年08月17日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ワイルド・リベンジ』
---Wash Me in the River---
2022年(アメリカ)

監督:ランドール・エメット
出演:ジャック・ヒューストン、ロバート・デ・ニーロ、ジョン・マルコビッチ

ジャック・ヒューストン、ロバート・デニーロ、ジョン・マルコヴィッチ共演によるリベンジアクション。
保安官のチャーチは薬物に侵された町の若者を救う活動をしていた。
薬物中毒のシェルビーとルビーは婚約し、薬物と縁を切ることを決意するが…。(キネマ旬報)

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
ロバート・デニーロ、ジョン・マルコヴィッチ共演とあれば見なくちゃ~ですよね。
 
お話は愛しい人を殺害された男の復讐劇です。ベタな展開ですが安心して見ていられます💦
 
ベテラン俳優の名前を羅列して、ちょこっと出演というケースの映画でした。
デニーロはさすが年取りましたが、マルコヴィッチは変わらないですね~。
マルコヴィッチもこういう使い方されるのかな、、、って思っていたらラストさすがマルコヴィッチです(笑)。
主演のジャック・ヒューストンは何かの作品で見てるかもしれませんが、私としては「初めまして」でした。
 
オススメではありませんが、見て損した感じではありませんでした。
 
 
 

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ティル

2024年08月16日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ティル』
---Till---
2022年(アメリカ)

監督:シノニエ・チュクウ
出演:ダニエル・デッドワイラー、ウーピー・ゴールドバーグ、ジェイリン・ホール

1950年代アメリカで、アフリカ系アメリカ人による公民権運動を大きく前進させるきっかけとなった実在の事件「エメット・ティル殺害事件」を劇映画化。

1955年、イリノイ州シカゴ。
夫を戦争で亡くしたメイミー・ティルは、空軍で唯一の黒人女性職員として働きながら、14歳の息子エメットと平穏に暮らしていた。
ある日、エメットは初めて生まれ故郷を離れ、ミシシッピ州マネーの親戚宅を訪れる。
しかし彼は飲食雑貨店で白人女性キャロリンに向けて口笛を吹いたことで白人の怒りを買い、8月28日、白人集団に拉致されて凄惨なリンチの末に殺されてしまう。
息子の変わり果てた姿と対面したメイミーは、この陰惨な事件を世間に知らしめるべく、ある大胆な行動を起こす。

「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野」のダニエル・デッドワイラーが主人公メイミーを熱演し、ゴッサム・インディペンデント映画賞など数々の女優賞を受賞。
名優ウーピー・ゴールドバーグが共演し、製作にも名を連ねる。(映画.comより)

 

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
 
ウーピー・ゴールドバーグが共演、製作にも名を連ねる、ということに惹かれての鑑賞です。
 
公民権運動は、アメリカ映画では歴史上欠かせない出来事としていろいろな場面に出てきます。
その公民権運動に大きく繋がったとされる「エメット・ティル殺害事件」を映画を通して知ることが出来て良かったと思いました。
 
この映画の主人公、メイミー・ティルは空軍で働いていたという事ですが、その当時のエリートだったのかな、と思います。かなり気丈な女性だったようです。
自分の息子が惨殺され、アメリカの人種差別問題を自分の事として受け止め立ち上がったのです。
 
ウーピーを久し振りで見ることが出来ました。もう少し出番が多くても良かったのでは・・・?
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
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ブラックバード 家族が家族であるうちに

2024年08月13日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ブラックバード 家族が家族であるうちに』
---Blackbird---
2019年(アメリカ・イギリス)

監督:ロジャー・ミッシェル
出演:スーザン・サランドン、 ケイト・ウィンスレット、ミア・ワシコウスカ、リンゼイ・ダンカン、サム・ニール

「デッドマン・ウォーキング」のスーザン・サランドンと「愛を読むひと」のケイト・ウィンスレットという、ともにオスカーを受賞している2人が初共演し、2014年製作のデンマーク映画「サイレント・ハート」をリメイクしたヒューマンドラマ。
同作の脚本家クリスチャン・トープが自ら脚色を手がけ、「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル監督がメガホンをとった。

ある週末、リリーは夫ポールと暮らす海辺の邸宅に、娘のジェニファー、アンナとその家族、そしてリリーの学生時代からの大親友リズを集める。
それは、ある理由によって死を覚悟したリリーが、“家族が家族であるうちに”過ごすために自ら用意した最後の時間だった。
それぞれ平静を装いながらリリーの願いである最後の晩餐を共にする彼らだったが、あることをきっかけに緊張感が弾け、それぞれの秘密が明かされていく。

リリーをサランドン、ジェニファーをウィンストレットが演じ、リリーの夫ポール役で「ジュラシック・パーク」シリーズのサム・ニール、次女アンナ役で「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカが共演。(映画.comより)


        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
好きな女優のスーザン・サランドン主演ということに惹かれての鑑賞。
まずはサランドンの持つ美しい世界が変わらないことが嬉しかったです。
 
オリジナル作品「サイレント・ハート」は未見です。
 
話の展開は、安楽死を実行することに決めたリリー(スーザン・サランドン)とそれを見守る家族のある1日の物語。
リリーは日々身体が動かなくなる病気で、自分で自分の人生を終わらせたいと家族を集めます。
その最後の日に家族が今まで言えなかったことが顕わになり、ぶつかり合いますが最後皆でリリーを見送ることになるという展開。
 
最後の最後になってからではないと、本当の気持ちを出せないということも少々淋しい気もします。でもリリーの潔い決断が家族を救ったことにもなるのかな、と思いました。
 
 ケイト・ウィンスレット、私は少々苦手としていますが、この映画では良かったと思います。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
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