『恋するリストランテ』
---Bon Appetit---
2009年(スペイン/ドイツ/スイス)
監督:デビッド・ピニロン
---Bon Appetit---
2009年(スペイン/ドイツ/スイス)
監督:デビッド・ピニロン
出演:ウナクス・ウガルデ, ノーラ・チルナー
『美しすぎる母』のウナクス・ウガルデが主演を務めたラブロマンス。
『美しすぎる母』のウナクス・ウガルデが主演を務めたラブロマンス。
人気創作レストランで働くソムリエールのハンナ(ウナクス・ウガルデ)は、仕事では充実していたが上司との不倫に頭を悩ませていた。
そんなある日、新しいシェフとしてスペイン人のダニエル(ノーラ・チルナー
)がやって来る。
(TSUTAYA DISCAS解説より)
)がやって来る。
(TSUTAYA DISCAS解説より)
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ラストは必ずハッピーエンドというラブコメとは一味違うラブコメでした。
昔、昔私の若い頃、アメリカ映画はハッピーエンド、フランス映画はそうはならない、という定説みたいなのがあったと記憶しています。
この映画は、フランス映画ではありませんが、ヨーロッパ映画って感じでした。
ラストが現実的で感情移入してしまうんですよね。
哀しいというのではなく、現実を受け止めた共鳴感のようなものを感じました。
いきなりのネタバレ感想になってしまいました。
解説ではハンナが主演だということですが、私はダニエルの物語と解釈しています。
ダニエルは新しく得た職場にいた女性に恋したが、その女性は上司と不倫しており、子供を身ごもったという展開。
ダニエルはスペイン出身、仕事はスイス、チューリッヒのレストラン、ハンナはミュンヘン出身のソムリエ。
妊娠したハンナは仕事を止め、ミュンヘンに戻り、ダニエルは昇進のチャンスを棒に降ってミュンヘンへと向かうのです。
ミュンヘンでの再会のシーンがぁぁ~。
実は、昨年行ったミュンヘンの街が見られて嬉しかったのです!
オデオン広場に建つ将軍堂の前でハンナとダニエルが再会。
しかもハンナのアパートからフラウエン教会、新市庁舎、ペーター教会の頭が見えるんですよ!
今、息子が住んでる街という事だけで舞い上がった私でしたっ。