和やか-散歩

「こんな映画見ました~」から「和やか-散歩」へ

羅生門

2025年02月09日 | こんな映画見ました~(邦画)
『羅生門』

1950年(日本)

監督:黒澤明
出演:三船敏郎、京マチ子、森雅之、志村喬、千秋実

世界にクロサワの名を知らしめた歴史的作品。

原作は芥川龍之介の短編「藪の中」。
平安時代、都にほど近い山中で貴族女性が山賊に襲われ、供回りの侍が殺された。
やがて盗賊は捕われ裁判となるが、山賊と貴族女性の言い分は真っ向から対立する。
検非違使は巫女の口寄せによって侍の霊を呼び出し証言を得ようとする、それもまた二人の言い分とは異なっていた……。

豪雨に浮き立つ羅生門の造形美、立ち回りシーンの迫力、生き生きとした役者たちの演技などすべてが印象深い作品。
ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、黒澤明の出世作である。
米アカデミー協会の全面的バックアップを受け、映像とサウンドを修復した「デジタル完全版」が2008年に公開された。

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
有名な作品だけど未見で、Amazonプライム100円で見られるので見たシリーズです(笑)。
あまりに有名なクロサワ作品ですが、最後まで見たのは初めてです。
見なくちゃ~の義務感で見始めるも、途中で挫折、の繰り返しでした。
私は映画を見る目がないのかも、、、と思わせるのがクロサワ作品なんですね・・・。
 
今回は「羅生門」のリメイクをポール・ニューマンが演じた映画があることを思い出して、最後まで見ました!・・・が、それでもよく分からない映画でした。
 
ということで、そのポール・ニューマン出演の作品を再見したので記しておきます。
 
 
 
 

 
私の感想はこちら
暴行
 
---THE OUTRAGE---
1963年(アメリカ)

監督:マーティン・リット
出演: ポール・ニューマン、ローレンス・ハーヴェイ、クレア・ブルーム
 
 
以下は今回Wikipediaからのコピーです。

『暴行』(ぼうこう、The Outrage)は、1964年製作のアメリカ映画である。黒澤明監督の『羅生門』を忠実に翻案し、アメリカ西部を舞台に展開するミステリアスな人間ドラマである。『長く熱い夜』、『ボクサー』などのマーティン・リット監督の異色作。

マイケルとフェイのケニン夫妻による『羅生門』を舞台化した脚本をもとに、マイケル・ケニンが脚本を執筆した。

あらすじ
南西部のとある鉱山町の駅で、牧師とペテン師と探鉱者の3人が昨日の町であったある事件の裁判について語り出す。その事件とは、無法者として悪名高いフアン・カラスコが南部の名士であるウェイクフィールド大佐を刺し殺し、その妻ニナを犯したというものだった。

裁判において、カラスコは決闘の上での殺害であったと述べる。一方、ニナは不甲斐ない夫を自分が刺したと告白する。そして大佐は、シャーマンである老インディアンを通じ、自ら命を絶ったのだと主張する。三者の言い分はそれぞれ大きく異なるものであった。

最後に、実は事件を目撃していたという探鉱者が語り始める。しかしその内容は、さらにいずれの証言とも異なるものであった。(Wikipediaより)

 
この作品は今探してもネットでは見られないようです。
2009年のNHK放映を自分でDVDに焼いておいたので再見しました。
今回この映画を羅生門と比べながら見て、ようやく羅生門がどんな映画だったかが分ったような気がしました💦
 
あの頃はポール・ニューマンの映画をTV放映やレンタルビデオでよく見ていたことを思い出しています。
 
 

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サンセット・サンライズ

2025年01月22日 | こんな映画見ました~(邦画)

『サンセット・サンライズ』

2025年(日本)

監督:岸善幸
出演:菅田将暉、井上真央、中村雅俊、竹原ピストル、山本浩司、好井まさお、ビートきよし、三宅健、池脇千鶴、小日向文世

 

「正欲」「あゝ、荒野」の岸善幸監督が脚本家・宮藤官九郎とタッグを組み、小説家・楡周平の同名小説を映画化したヒューマンコメディ。

菅田将暉が主演を務め、都会から宮城県南三陸に移住したサラリーマンが住民たちと織りなす交流を、コロナ禍や地方の過疎化、震災などの社会問題を盛り込みながらユーモアたっぷりに描く。

新型コロナウイルスのパンデミックにより世界中がロックダウンや活動自粛に追い込まれた2020年。
東京の大企業に勤める釣り好きの西尾晋作はリモートワークをきっかけに、南三陸に見つけた4LDKで家賃6万円の物件に“お試し移住”することに。
仕事の合間には海に通って釣り三昧の日々を過ごす晋作だったが、地元住民たちはよそ者の彼のことが気になって仕方ない。
晋作は一癖も二癖もある住民たちの距離感ゼロの交流に戸惑いながらも、持ち前のポジティブな性格と行動力で次第に溶け込んでいくが……。

町のマドンナ的存在で晋作の移住先の大家でもある関野百香を井上真央が演じるほか、中村雅俊、三宅健、池脇千鶴、小日向文世が共演。(映画.comより)

 

        
 
-------私のひと言-------

映画館鑑賞しました。

菅田将暉主演映画なので早速見てきました。

う~~ん、面白かったです!!

菅田将暉の魅力の力が全開でした。
井上真央、上手な女優さんだとは思っていましたが、やっぱり上手かったです。

東日本の震災、コロナの蔓延、地方の人口減少などいろいろなことが織りなすドラマです。

可笑しくもあり、悲しくもあり、多分現実でもある社会を、笑いと涙で見せてくれました。

池脇千鶴、脇役で締めてくれましたね。お顔が丸くなってて始め誰だか分らなかったですヨ。
エンタメとして楽しめました。お魚料理が半端なく美味しそうでしたっ。

 

 

 


 

 

 

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PERFECT DAYS

2025年01月11日 | こんな映画見ました~(邦画)
『PERFECT DAYS』

2023年(日本)

監督:ビム・ベンダース
出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、研ナオコ

「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの名匠ビム・ベンダースが、役所広司を主演に迎え、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、役所が日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した。

東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。
淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。
昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読むことが楽しみであり、人生は風に揺れる木のようでもあった。
そして木が好きな平山は、いつも小さなフィルムカメラを持ち歩き、自身を重ねるかのように木々の写真を撮っていた。
そんなある日、思いがけない再会を果たしたことをきっかけに、彼の過去に少しずつ光が当たっていく。

東京・渋谷区内17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」に賛同したベンダースが、東京、渋谷の街、そして同プロジェクトで改修された公共トイレを舞台に描いた。
共演に新人・中野有紗のほか、田中泯、柄本時生、石川さゆり、三浦友和ら。
カンヌ国際映画祭では男優賞とあわせ、キリスト教関連の団体から、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞。
また、第96回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされた。(映画.comより)

 

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
世界で絶賛されたという映画です。
メディア登場が多かったので、展開は知っていました。
 
淡々と日常の暮らしを写し出した映画で、そういう展開は少々苦手としてる私です。
ただ役所広司がカンヌ国際映画祭コンペティション部門で男優賞受賞ということで楽しみにしていました。
う~ん、日常の暮らしを淡々とこなす平山に、劇的な過去があるということは映像から示唆を得ます。
しかしそれが何であるかの説明シーンは出てこない。つまり作品にはその説明は必要がないってことなんでしょうね。
 
繰り返される日常の中に少しの変化を美しいと感じて楽しめる、、、という事で、それが人々の心に響いたとか・・・。
繊細な心の動きを感じ取ることが、私には出来なかったです。
そういう自分が残念、、、でした。
 
渋谷のトイレ、ニュースで見たことはありますが、実際には見たことがありません。。。
使うのに勇気要りそうですね。
 
 
 
 

 
 
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となりの怪物くん

2025年01月09日 | こんな映画見ました~(邦画)
『となりの怪物くん』

2018年(日本)

監督:月川翔
出演:菅田将暉、土屋太鳳、古川雄輝、山田裕貴、佐野史郎、速水もこみち

菅田将暉と土屋太鳳が主演を務め、講談社「月刊デザート」で連載されたろびこ原作の人気少女コミックを実写映画化。

イケメンで天才だが予測不能な行動で周囲から怖がられる超問題児の春と、冷静かつ淡白なガリ勉の雫。
お互い友達が1人もいない2人は高校入学直後に隣の席になり、不登校の春の自宅に雫がプリントを届けに行ったことで知り合う。
それ以来、春は雫にすっかり懐いてしまい、はじめは無関心だった雫も、春の純粋さに触れるうちに少しずつ惹かれていく。
やがて2人の周囲には夏目、大島、ササヤンら個性豊かな友達が増え、春のライバルであるヤマケンの登場によって三角関係まで勃発する。

共演に「曇天に笑う」の古川雄輝、「亜人」の山田裕貴。「君の膵臓をたべたい」の月川翔が監督を務め、「高台家の人々」の金子ありさが脚本を担当。(映画.comより)

 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
菅田将暉出演の映画はDVDなどでフォローしてたつもりでしたが、この映画は漏れてました・・・。
アニメの映画化なので、アニメの吹替えと勘違いしていたのかも、、、。
 
慌ててアマプラで見ました。
若い菅田くんに会えて、ニヤニヤしながら見ました。
菅田くん25才位の時の撮影になると思うので、高校生役もまだOKだったのですね。
今ではこういう若い役は出来ないかも・・・。
『ミステリと言う勿れ』の大学生整くんはまだ大丈夫でしょうかね~。
劇場で整くんをもう少し見たいと思っているのですが・・・。
 
 

 
 
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雨あがる

2024年12月22日 | こんな映画見ました~(邦画)
『雨あがる』

2000年(日本)

監督:小泉堯史
出演:寺尾聰、宮崎美子、三船史郎、吉岡秀隆、原田美枝子、仲代達矢、檀ふみ

武芸の達人だが、不器用でお人よしの武士・三沢伊兵衛は仕官が決まらず、妻のたよと旅を続けていた。
ある日、伊兵衛は、侍同士の果たし合いを仲裁するが、それを見た藩主が、剣術の指南役として城に迎えたいと申し出る…。
 
寺尾聰が伊兵衛、宮崎美子がたよを演じ、夫婦の絆をユーモアを交えて温かく描く時代劇。
黒澤明監督が山本周五郎の短編をもとにした脚本を映画化した小泉堯史監督デビュー作。
ベネチア映画祭緑の獅子賞受賞。(NHKプレミアムシネマより)
 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(NHKBSプレミアムシネマ)。
 
タイトルは知ってても未見の映画、TV放映で鑑賞しました。
寺尾聰、宮崎美子が若いです~。いい映画でした。
宮崎美子さん、クイズ番組ばかりでなくて、いい役出来るのですよね。
最近はちょい役ばかりのようですが好感の持てる女優さんです。
 
寺尾聰、宮崎美子で素敵な老夫婦の物語が見てみたいな、と思いました。
 
 
 

 
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碁盤切り

2024年10月25日 | こんな映画見ました~(邦画)
『碁盤切り』

2024年(日本)

監督:白石和彌
出演:草彅剛、清原果耶、斎藤工、小泉今日子、國村隼

「孤狼の血」「凶悪」の白石和彌監督が初めて時代劇のメガホンをとり、「ミッドナイトスワン」の草彅剛を主演に迎えて描いたヒューマンドラマ。
古典落語の演目「柳田格之進」を基に、冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が武士の誇りをかけて復讐に臨む姿を描く。

身に覚えのない罪をきせられたうえに妻も失い、故郷の彦根藩を追われた浪人の柳田格之進は、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしていた。
実直な格之進は、かねて嗜む囲碁にもその人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心がけている。
そんなある日、旧知の藩士からかつての冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は復讐を決意。
お絹は仇討ち決行のため、自らが犠牲になる道を選ぶが……。

草彅扮する格之進の娘・お絹を清原果耶が演じるほか、共演には中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼ら豪華俳優陣が集結。「凪待ち」「クライマーズ・ハイ」の加藤正人が脚本を手がけた。(映画.comより)

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
 
古典落語の演目「柳田格之進」を基にした物語だとか・・・。
落語は良く分からないのですが、何かドラマチックな展開は予想できます。
 
実は草彅剛を苦手としておりまして、未見のままでした。
お友達ブログの評判が良かったので見てみました。
評判通り草彅剛が好演していました。
話の展開もテンポよく面白かったです。
共演の國村隼が映画を締めていましたね~。
 
 

 
 
 
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Cloud クラウド

2024年10月12日 | こんな映画見ました~(邦画)
『Cloud クラウド』

2024年(日本)

監督:黒沢清
出演:菅田将暉、古川琴音、岡山天音、窪田正孝、奥平大兼、荒川良々


黒沢清監督が菅田将暉を主演に迎え、憎悪の連鎖から生まれた集団狂気に狙われる男の恐怖を描いたサスペンススリラー。

町工場で働きながら転売屋として日銭を稼ぐ吉井良介は、転売について教わった高専の先輩・村岡からの儲け話には乗らず、コツコツと転売を続けていた。
ある日、吉井は勤務先の工場の社長・滝本から管理職への昇進を打診されるが、断って辞職を決意。郊外の湖畔に事務所兼自宅を借りて、恋人・秋子との新生活をスタートさせる。
地元の若者・佐野を雇って転売業は軌道に乗り始めるが、そんな矢先、吉井の周囲で不審な出来事が相次ぐように。
吉井が自覚のないままばらまいた憎悪の種はネット社会の闇を吸って急成長を遂げ、どす黒い集団狂気へとエスカレート。得体の知れない集団による“狩りゲーム”の標的となった吉井の日常は急激に破壊されていく。

菅田扮する主人公・吉井の謎多き恋人・秋子を古川琴音、吉井が雇う青年・佐野を奥平大兼、ネットカフェで生活する男・三宅を岡山天音、工場の社長・滝本を荒川良々、吉井を転売業に誘う先輩・村岡を窪田正孝が演じた。(映画.comより)

        
 
-------私のひと言-------
 
映画館鑑賞。
菅田くんの怪演が見られるということで楽しみにしていました。

さすが菅田将暉という演技で説得力を再確認しました。
話の展開は解説である程度察しがついてしまいますが、ラストがドンパチ状態でした・・・。
 
ネット転売で荒稼ぎする吉井に扮する菅田くんはクールでカッコイイ!
>得体の知れない集団による“狩りゲーム”の標的となった吉井の日常は急激に破壊されていく(解説から)
その日常を壊されていく吉井を演じる菅田くんのうろたえ、怯え、怒り、は流石でした!
 
久し振りになってしまった映画館鑑賞でしたが楽しめました。
 
 
 

 
 
 
 

 

 

 

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空白

2024年08月20日 | こんな映画見ました~(邦画)
『空白』

2021年(日本)

監督:吉田恵輔
出演:古田新太、松坂桃李、田畑智子、趣里、伊東蒼、寺島しのぶ、藤原季節
 

「ヒメアノ~ル」「愛しのアイリーン」の吉田恵輔監督が古田新太を主演に迎えて贈る衝撃のヒューマン・サスペンス。
 
交通事故で娘を失った父親が、事故の原因となったスーパーの店長を追い詰めるべく、マスコミやSNSを巻き込み激しい憎悪をエスカレートさせていく暴走の顛末を力強い筆致で描き出す。
共演は松坂桃李、田畑智子、寺島しのぶ。

ある日、スーパーで中学生の花音が店長の青柳に万引きを見咎められ、逃げて車道に飛び出した末、凄惨な事故に巻き込まれて命を落としてしまう。
シングルファーザーの添田充は、変わり果てた娘を前に泣き崩れる。
日頃、娘の気持ちなど気にもかけてこなかった添田は、せめて彼女の濡れ衣を晴らそうと、青柳を激しく責め立て始めるのだったが…。(allcinemaより)

 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
ずっリストアップしてあったのですが、なかなか無料にならないのでレンタルしました(笑)。
 
これは古田新太の好演につきますね。
松坂桃李も素晴らしかったです。
松坂くんは私の好みとは違うイケメンなのですが、こういう冴えない男の役もきっちりこなすのですね~。
古田新太のモンスター振りが見事でした。
子供を失うって事はモンスターになっても仕方がないのかも、、、と思ったりしました。
寺島しのぶのしつこい小母さんも流石でした。
 
とても良い映画でした。
 
 
 

 
 
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アナログ

2024年05月31日 | こんな映画見ました~(邦画)
『アナログ』

2023年(日本)

監督:タカハタ秀太
出演:二宮和也、波瑠、桐谷健太、高橋惠子、リリー・フランキー

 

ビートたけしが初めて書きあげた恋愛小説「アナログ」を映画化し、二宮和也が主演、波瑠がヒロインを務めたラブストーリー。

手作りや手書きにこだわるデザイナーの水島悟は、自身が内装を手がけた喫茶店「ピアノ」で、小さな商社に勤める謎めいた女性・美春みゆきと出会う。
自分と似た価値観のみゆきにひかれた悟は意を決して連絡先を聞くが、彼女は携帯電話を持っていないという。
そこで2人は連絡先を交換する代わりに、毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。会える時間を大切にして丁寧に関係を紡いでいく悟とみゆき。しかし悟がプロポーズを決意した矢先、みゆきは突然姿を消してしまう。

「鳩の撃退法」「ホテル ビーナス」のタカハタ秀太監督がメガホンをとり、「宮本から君へ」「MOTHER マザー」の港岳彦が脚本を手がけた。(映画.comより)

        
 
-------私のひと言-------
 
旅行中の機内鑑賞。前の3本は往きに、この作品は帰りの飛行機で見ました。
往きは3本見たのに、帰りはこの1本だけでした。疲れてたのですよね・・・。
 
この映画は見たかったので、ラッキー!とばかりに見ました。
ニノとはるちゃんが役に合ってて良かったです。
ちょっと切ないラストですが、希望を持ちたいと匂わせてくれてます。

解説によると、ビートたけしが初めて書きあげた恋愛小説「アナログ」の映画化ということです。
ビートたけしの著作作品は読んだことはないのですが、こんなに繊細な物語を書く事にも驚きました。ビートたけしは好きではないですが、その才能はスゴイと思っています。
 
 
 

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あちらにいる鬼

2024年05月02日 | こんな映画見ました~(邦画)

『あちらにいる鬼』

2022年(日本)

監督:廣木隆一
出演:寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子

作家・井上荒野が自身の父である作家の井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴をモデルに男女3人の特別な関係をつづった同名小説を、寺島しのぶと豊川悦司の主演で映画化。

人気作家の長内みはるは戦後派を代表する作家・白木篤郎と講演旅行をきっかけに知り合い、男女の仲になる。
一方、白木の妻・笙子は夫の奔放な女性関係を黙認することで平穏な夫婦生活を続けていた。
しかしみはるにとって白木は体だけの関係にとどまらず、「書くこと」を通してつながることで、かけがえのない存在となっていく。

瀬戸内寂聴をモデルにした長内みはるを寺島、井上光晴をモデルにした白木篤郎を豊川、白木の妻・笙子を広末涼子が演じる。
「ヴァイブレータ」「やわらかい生活」の廣木隆一が監督、荒井晴彦が脚本を手がける。(映画.comより)

   

 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。かなり前に見てたのですが、感想が書き難かったです・・・。
 
瀬戸内晴美の作品は読んだことがありません。
読んでないのにこんなこと言うのは違うと思いますが、何か受け入れられないままです。

出家したというニュースは衝撃的だったことは覚えています。
その後の寂聴としての作品も興味が持てず未読です。
TVで流れる番組などで法話が人気という事は知っていました。
きっと法話は面白く、いいお話なのだろうと思っていますが、拝聴したことはありません。それでも生き方には関心もあり、この映画を見ました。
 
ネットで出家前の瀬戸内晴美の写真を見ると、寺島しのぶがはとても上手に役作りをしたのね~って感心しました。演技もさすがですね。
 
それから井上光晴作品も未読なんです。う~んお二人の本は読みたいという気持ちにはなりませんでした。
映画は寺島しのぶの好演で引き込まれましたヨ。
 
 
 

 
 
 
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隣人X 疑惑の彼女

2024年03月22日 | こんな映画見ました~(邦画)
『隣人X 疑惑の彼女』

2023年(日本)

監督:熊澤尚人
出演:上野樹里、林遣都、ファン・ペイチャ、原日出子、バカリズム、酒向芳

 

第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子の小説「隣人X」を、上野樹里と林遣都の共演で映画化した異色のミステリーロマンス。

故郷の惑星の紛争によって宇宙から難民として地球にやってきた「X」と呼ばれる生命体が世界中に溢れ、各国がその対処に苦慮する中、日本はアメリカに追随するように彼らの受け入れを決める。
Xは人間にそっくりな姿で日常に紛れ込み、人々はXを見つけ出そうと躍起になって社会に不安や動揺が広がっていく。
そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎はX疑惑のある柏木良子の追跡を開始。
自身の正体を隠しながら良子に接近し、ふたりは徐々に距離を縮めていく。
やがて良子に対して本当の恋心を抱くようになった笹は、彼女への思いと罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれそうになりながらも、ある真実にたどり着く。

監督・脚本・編集は「ユリゴコロ」の熊澤尚人。
良子とともにX疑惑をかけられる留学生リン・イレン役で台湾の女優ファン・ペイチャが出演するほか、野村周平、嶋田久作、バカリズム、川瀬陽太、原日出子、酒向芳らが共演する。(映画.comより)

 

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
キャストの上野樹里に惹かれての鑑賞。

近未来もの、SFものを苦手としてる私としては、『宇宙人のあいつ』に続けて宇宙人登場の作品です。
最近は地球外生物の存在を否定するのは人間の傲慢である、という考え方を受け入れるようになりました。
そうすると楽しめる世界も広がります。
 
 
この映画の宇宙からの侵略者は攻撃的ではありませんが、それでも怖い話です。
ちょっと変わった人のこと、あの人宇宙人だから、とか言いますが、それって冗談じゃぁなくなるのかもしれませんね。。。
 
 
 
 

 
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宇宙人のあいつ

2024年03月20日 | こんな映画見ました~(邦画)
『宇宙人のあいつ』

2023年(日本)

監督:飯塚健
出演:中村倫也、日村勇紀、伊藤沙莉、柄本時生

人間の生態調査のため、23年前に土星から来た宇宙人は、真田家四兄妹の次男・日出男として、長男・夢二、長女・想乃、三男・詩文と暮らしていた。
家族というものがわからない日出男は、夢二から、家族とは自分よりも大切なものがあることだと教えられる。
真田家のさまざまな問題が起こる中、日出男が地球を離れる日が近づいてくる。
日出男に残された時間はあと3日間。人間としてやり残したことをやり遂げるため、日出男の地球での最後の奮闘がはじまる。

日出男役を中村、長女・想乃役を伊藤沙莉、長男・夢二役を「バナナマン」の日村勇紀、三男・詩文役を柄本時生がそれぞれ演じる。

監督・脚本は、「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」「ステップ」の飯塚健。

        
 
-------私のひと言-------

お家鑑賞(Amazonプライム)。
中村倫也に惹かれて鑑賞しました。

地球人と少し違う感じが中村倫也にピッタリで、兄弟役の日村勇紀、柄本時生が人間らしさ全開で好演しています。あ、嫌味のない元気印の伊藤沙莉も良かったです。

荒唐無稽とまでは言いませんけど、とても楽しく見ました。

中村倫也と上野樹里の大和ハウスのCM好きでした。
二人のファンになったのはあのCMからです(笑)。

 

 


 

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スパイの妻

2024年03月17日 | こんな映画見ました~(邦画)
『スパイの妻』

2020年(日本)

監督:黒沢清
出演:蒼井優、高橋一生、東出昌大、笹野高史

2020年6月にNHK BS8Kで放送された黒沢清監督、蒼井優主演の同名ドラマをスクリーンサイズや色調を新たにした劇場版として劇場公開。

1940年の満州。恐ろしい国家機密を偶然知ってしまった優作は、正義のためにその顛末を世に知らしめようとする。
夫が反逆者と疑われる中、妻の聡子はスパイの妻と罵られようとも、愛する夫を信じて、ともに生きることを心に誓う。
そんな2人の運命を太平洋戦争開戦間近の日本という時代の大きな荒波が飲み込んでいく。

蒼井と高橋一生が「ロマンスドール」に続いて夫婦役を演じたほか、東出昌大、笹野高史らが顔をそろえる。
「ハッピーアワー」の濱口竜介と野原位が黒沢とともに脚本を担当。
「ペトロールズ」「東京事変」で活躍するミュージシャンの長岡亮介が音楽を担当。
第77回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞。

 

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
公開当時から興味がありました。
 
日本では珍しい設定のお話でした。
蒼井優、高橋一生はじめキャストの面々の好演が展開を楽しませてくれました。
 
大戦前の日本の雰囲気をリアルに感じさせてくれてます。
街並みとか雰囲気出てるな~と思いました。
NHKドラマでは大河ドラマ『いだてん』のオープンセットをそのまま使った(Wikipedia)ようですが、映画ではどうだったのでしょうかね。
 
主役の二人の演技が魅せてくれました。
 
 
 

 
 
 
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イチケイのカラス

2024年03月11日 | こんな映画見ました~(邦画)
『イチケイのカラス』

2023年(日本)

監督:田中亮
出演:竹野内豊、黒木華、斎藤工、柄本時生、尾上菊之助、吉田羊、小日向文世、向井理

講談社「モーニング」で連載された浅見理都の同名コミックを原作とするテレビドラマ「イチケイのカラス」の劇場版。

入間みちおが東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)を去ってから2年が過ぎた。
岡山県瀬戸内の長閑な町に異動した彼は、史上最年少の防衛大臣に対する傷害事件を担当することに。みちおは事件の背後にイージス艦の衝突事故が関係していることに気づくが、航海内容は全て国家機密のため調査は難航する。
一方、イチケイでみちおと共に数々の事件を裁いた坂間千鶴は、裁判官の他職経験制度により、弁護士として働き始める。
偶然にもみちおの隣町に配属された坂間は、人権派弁護士の月本信吾と組んで小さな事件にも全力で取り組んでいく。
そんなある日、町を支える地元大企業に、ある疑惑が持ち上がる。

みちお役の竹野内豊、坂間役の黒木華らテレビ版のキャストに加え、斎藤工、向井理らが新たに参加。テレビ版に続き「コンフィデンスマンJP」シリーズの田中亮が監督、「プラチナデータ」の浜田秀哉が脚本を手がける。

 
 
-------私のひと言-------
 
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ドラマは放送中は未見ですが、再放送で一度だけ見ました。
ちょっと面白いかも、と思って劇場版を鑑賞。
 
ドラマの映画化って難しいところもあるのでしょうね。
私はドラマにハマってなかったので、映画として面白く見ました。
映画化するとテーマが大きくなって無理が出ることが多いと思いますが、この作品もちょっとそんな感じを受けました。
 
尾上菊之助のテレビ出演は私はあまり見たことがなかったのですが、若い頃の菊五郎にそっくりなのでビックリしました。
私が夢中になった役者さんたち、みぃ~んなおじいさんになっちゃて・・・。
そうよね~、私もおばあさんになってるのだから・・・ハァ、、、('◇')ゞ
 
 
 

 
 
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わが母の記

2024年03月07日 | こんな映画見ました~(邦画)
『わが母の記』

2012年(日本)

監督:原田眞人
出演:役所広司、樹木希林、宮崎あおい

井上靖の自伝的小説「わが母の記」3部作(講談社文芸文庫刊)を、「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が映画化。
役所広司、樹木希林、宮崎あおいら実力派キャストで10年間にわたる親子、家族の愛を描く。

昭和39年、小説家の伊上洪作は、父が亡くなり母・八重の面倒を見ることになる。
幼少期に母と離れて暮らしていたため距離を置いていた洪作だったが、妻や3人の娘、妹たちに支えられ、自身の幼いころの記憶と八重の思いに向き合うことに。
八重は薄れゆく記憶の中で息子への愛を確かめ、洪作はそんな母を理解し、次第に受け入れられるようになっていく。

第35回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で審査員特別グランプリを受賞。第36回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(樹木希林)受賞。

 
        
 
-------私のひと言-------
 
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樹木希林の作品は網羅してるつもりでいましたが、この映画は未見でした。
最近、役所広司主演映画にちょっと感動してるので、これは見なくては!と鑑賞。
井上靖の自伝的小説です。
井上靖、、、恥ずかしながらほとんど読んでないです・・・(;^_^A
 
樹木希林は流石の演技でした。
記憶の消えていく母(樹木希林)の中に残っていた息子への愛、そこに触れた息子(役所広司)の驚き、、、のシーンは泣かされました。
 
 
ちょっと気になったのは1969年、家族が夜中に母(おばあちゃん)がいなくなって皆で起きてくるシーンがあるのですが、みんな寝巻が浴衣だった・・・。
1969年って大阪万博(1970年)の前の年で、その頃皆が浴衣着て寝ていたとは思えないのですが・・・?

 
 
 
 

 
 
 
 
 
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