『トイレット』
2010年(日本/カナダ )
監督:荻上直子
出演:アレックス・ハウス 、 タチアナ・マズラニー、 デヴィッド・レンドル、 サチ・パーカー 、 もたいまさこ
「かもめ食堂」「めがね」の荻上直子監督が“家族”をテーマに手掛けたドラマ。
今回は全編カナダ・ロケを敢行。
それぞれに問題だらけでバラバラな3兄妹と、荻上監督作常連のもたいまさこ扮する日本人の祖母“ばーちゃん”が、奇妙な共同生活を経ながら家族としての絆を徐々に紡いでいく姿をユーモラスに描く。
引きこもりでピアニストの兄モーリー(デヴィッド・レンドル)、厭世的でプラモデルオタクの弟レイ(アレックス・ハウス)、勝ち気な大学生の妹リサ(タチアナ・マズラニー)の3兄妹。
それぞれ好き勝手に生きてきた彼らも、母親を亡くしたことを機に彼女の遺した実家で同居することに。
さらにそこには、猫のセンセー、そして母が亡くなる直前に日本から呼び寄せた3兄妹の祖母“ばーちゃん”(もたいまさこ)もいた。
英語の喋れない彼女は自室に籠もりきりで、トイレが異常に長く、出てくると何故か必ず深いため息をつく。
そして、何かというと財布からお札を出しては孫たちに気前よく差し出す不思議な人。
そんな、孫たちとは似ても似つかぬばーちゃんだが、3兄妹と交流を重ねていくうち、彼らの間には少しずつ絆が芽生えていく…。
(allcinemaより)
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邦画を見ることがあまりない私は「かもめ食堂」「めがね」は気になりながらも未見です。
今回はカナダロケでの作品という事で、テーマも面白そうだったのでDVD鑑賞しました。
日本のトイレは海外から来た人々を驚かせるという話はよく耳にします。
それをツールにして、バラバラだった兄妹の心が通じていくさまは面白かったです。
嫌いではないです、こういう映画。。。
でも、こういう映画だったのね、、、という感想以外はあまり残りませんでした。
やはり、「かもめ食堂」「めがね」を見てみないといけないカナ、、、と感じました。