『ロック ~わんこの島~』
2011年(日本)
監督:中江功
2011年(日本)
監督:中江功
出演:佐藤隆太、 麻生久美子 、 土師野隆之介、 倍賞美津子
監督は「冷静と情熱のあいだ」の中江功。
伊豆諸島の三宅島で民宿“たいよう”を営む野山一家。
小学生の芯(土師野隆之介)は、両親や祖母に囲まれ、子犬のときからいつも一緒の愛犬“ロック”と楽しい毎日を送っていた。
そんな2000年8月、島の中心にそびえる雄山が大噴火し、全島民が島の外へ避難する事態に。
ところがその矢先、ロックがいなくなってしまう。
そして、東京での慣れない避難生活。それでも、ロックとの再会を信じ、懸命に毎日を生きる芯だったが・・・。
(allcinemaより)
監督は「冷静と情熱のあいだ」の中江功。
伊豆諸島の三宅島で民宿“たいよう”を営む野山一家。
小学生の芯(土師野隆之介)は、両親や祖母に囲まれ、子犬のときからいつも一緒の愛犬“ロック”と楽しい毎日を送っていた。
そんな2000年8月、島の中心にそびえる雄山が大噴火し、全島民が島の外へ避難する事態に。
ところがその矢先、ロックがいなくなってしまう。
そして、東京での慣れない避難生活。それでも、ロックとの再会を信じ、懸命に毎日を生きる芯だったが・・・。
(allcinemaより)
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少年土師野隆之介くんは、知人のお孫さんなのです。
いつもは一人で映画を見に行きますが、今回は主人と行って来ました。
ワンコと子供という設定では、これは涙、涙になるのは必至。
犬好き(柴犬飼ってます。)としては、映画館鑑賞はちょっと辛いです。
家でのDVD鑑賞で、タオルを顔に当ててオイオイ泣きながら見たいんですよぉ。
映画館では大泣きできないし、、、。
でも、今回は隆之介くんを見なくちゃ~~!と、タオルハンカチ持参で、覚悟して映画館に乗り込みましたっ。
涙よ出てくるな~って涙腺に言い聞かせながらの鑑賞です(笑)。
まず、おばあちゃんと母犬ハナちゃんとの別れで、もう涙デス。
家族に迷惑をかけまいと逝ってしまったハナ。
ここで、我が家の先代犬を思い出す私。そして涙・・・。
まずい、ここで泣いててどうする、私。
見ているうちに、ワンコと子供というアイテムで泣かせるというのではない作品だと気がつきます。
実際に起きた雄山の噴火のお話ですから、辛くて厳しい生活を強いられた方々のお話なんですね。
4年半もの間、他の土地で暮らした島民のお話しなんです。
当たり前ですが、ペット以前に人の暮らしが根底から奪われてしまったのですから。
ロックに里親を探し、手放すことを薦めた動物救護センターの獣医さんの話で、芯は自分なりに考え、手放すことを決断します。
このくだりが現実を明確に表していますよね。
芯、頑張れ!!って思わず心で叫ぶ私。
それにしても隆之介くん、上手い~~と思う私。
三宅島のこと、忘れないわよぉ~って思いながら席を立ちました。
映画の中で、おばあちゃんと芯の絡みがもう少しあったら良かったのに、と思いました。
また、少し大きくなった芯とロックの出会いのシーンで、今までお世話になった里親さんへの感謝の思いがシーンに表れていたらよかったな、と思いました。
あと一つ。
救護センターのケージの一つに柴犬がいて(柴犬がいるとすぐ目につくのです。)、可愛い~と思ってしまいました。
でも、あの柴ちゃん、救護センターで保護されてるわりには丸々太ってたな、、と思いました。スミマセン、つまらない事で・・・。<(_ _)>