『戦火の馬』
---WAR HORSE---
2011年(アメリカ)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演: ジェレミー・アーヴァイン、 エミリー・ワトソン、 デヴィッド・シューリス 、 ピーター・ミュラン、 ニエル・アレストリュプ、 トム・ヒドルストン
巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が第一次大戦を舞台に、軍に徴用され最前線に送られた一頭の馬とその飼い主の青年との友情と奇跡の物語を美しい映像とともに描いた感動ドラマ。
マイケル・モーパーゴの同名児童文学を映画化。
主演はこれがスクリーン・デビューのジェレミー・アーヴァイン、共演にエミリー・ワトソン 、デヴィッド・シューリス、 ベネディクト・カンバーバッチ。
第一次大戦前夜のイギリス。
農村の小さな牧場で一頭の仔馬が誕生する。
その仔馬は貧しい農夫テッドによって競り落とされ、少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の家にやってくる。
そしてジョーイと名付けられた仔馬は、アルバートの愛情を一身に受けて、賢く気高い名馬へと成長していく。
しかし戦争が始まると、アルバートが知らないうちにイギリス軍へ売られてしまうジョーイ。
やがて、ニコルズ大尉(トム・ヒドルストン)の馬としてフランスの前線へと送られたジョーイは、ついにドイツ軍との決戦の時を迎えたのだったが…。
(allcinemaより)
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動物の悲劇ものは映画館で見られない私。
ハッピーエンドと分かっていても、DVD鑑賞と決めていました。
スピルバーグ監督に泣かされるのもシャクだったし・・・。
ということで、DVD鑑賞です。
エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリス(オレンジと太陽)、トム・ヒドルストン(アベンジャーズ)とつい最近の映画で見たばかりのキャストでした。
映画の展開は、主人公?のジョーイがアルバートの家にやってくるところから始まります。
この家にやってくることになった経緯を見せられてる時は、腹立つ、、、と思いました。何、このオヤジさん、、、。奥さんのローズの腹立ちに大いに感情移入しましたヨ(笑)。
エミリー・ワトソンの演技、良かったです。
「憎しみは増えても、愛情は減らない。。。」---おぉ~、すごい台詞ですわ。。。
ジョーイ(馬)は戦争に駆り出されて、運命を転々とします。軍馬として使われていた頃の馬は、多かれ少なかれ同じような状況があったのでしょうかね。。。
転々として巡り会った人々との、オムニバス的な小さな物語が展開されるのです。
それぞれに戦争に翻弄された運命のお話し・・・。
そして、話はぐるぐると展開し、ジョーイとアルバートは戦場で感動の再会となります。
再会後、軍の方針で競売にかけられたジョーイ、落札したエミリーのお祖父さんが、馬を譲ってくれた時のシーンで、泣かないぞ!と思って見ていた私は思わずウルウル、、、。やっぱり泣けてしまいました。
心配したほど馬の迫害シーンはなかったので、ちょっとホッとしました。
面白かったです!!
そして、ちょっと私の話しなのですが、ジョーイが軍馬として売られていくシーンがありましたよね。
そのシーンは、イギリスのコッツウォルズ地方のカッスルクームで撮られていました。昨年訪れた所で、思わずこの町、行った~~~ぁ、、なんて叫んでました(笑)。
以下、私の撮ったカッスルクームから、映画で見たシーンと同じアングルをアップさせて頂きま~す。