1950年(日本)
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、京マチ子、森雅之、志村喬、千秋実
世界にクロサワの名を知らしめた歴史的作品。
原作は芥川龍之介の短編「藪の中」。
平安時代、都にほど近い山中で貴族女性が山賊に襲われ、供回りの侍が殺された。
やがて盗賊は捕われ裁判となるが、山賊と貴族女性の言い分は真っ向から対立する。
検非違使は巫女の口寄せによって侍の霊を呼び出し証言を得ようとする、それもまた二人の言い分とは異なっていた……。
豪雨に浮き立つ羅生門の造形美、立ち回りシーンの迫力、生き生きとした役者たちの演技などすべてが印象深い作品。
ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、黒澤明の出世作である。
米アカデミー協会の全面的バックアップを受け、映像とサウンドを修復した「デジタル完全版」が2008年に公開された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/69/c9994f7e6a4004f5b9ea3f287eefd8bf.jpg)
私は映画を見る目がないのかも、、、と思わせるのがクロサワ作品なんですね・・・。
1963年(アメリカ)
監督:マーティン・リット
出演: ポール・ニューマン、ローレンス・ハーヴェイ、クレア・ブルーム
『暴行』(ぼうこう、The Outrage)は、1964年製作のアメリカ映画である。黒澤明監督の『羅生門』を忠実に翻案し、アメリカ西部を舞台に展開するミステリアスな人間ドラマである。『長く熱い夜』、『ボクサー』などのマーティン・リット監督の異色作。
マイケルとフェイのケニン夫妻による『羅生門』を舞台化した脚本をもとに、マイケル・ケニンが脚本を執筆した。
あらすじ
南西部のとある鉱山町の駅で、牧師とペテン師と探鉱者の3人が昨日の町であったある事件の裁判について語り出す。その事件とは、無法者として悪名高いフアン・カラスコが南部の名士であるウェイクフィールド大佐を刺し殺し、その妻ニナを犯したというものだった。
裁判において、カラスコは決闘の上での殺害であったと述べる。一方、ニナは不甲斐ない夫を自分が刺したと告白する。そして大佐は、シャーマンである老インディアンを通じ、自ら命を絶ったのだと主張する。三者の言い分はそれぞれ大きく異なるものであった。
最後に、実は事件を目撃していたという探鉱者が語り始める。しかしその内容は、さらにいずれの証言とも異なるものであった。(Wikipediaより)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b2/bac48287d2a70f76b59da83a23212a56.jpg)
2009年のNHK放映を自分でDVDに焼いておいたので再見しました。
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