一昨年あたりから隠れた流行語として「俺の」というネーミングがあるそうです。
「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」が走りというか火付け役で、高級フレンチ・イタリアンを
安価な立ち飲み形式で提供するという常識破りのコンセプトの外食チェーンです。
11年に「俺のイタリアン」でスタートし、12年にフレンチを始め、13年には「俺のやきとり」
「俺の割烹(かっぽう)」「俺のフレンチ・イタリアン」と3つの新タイプの店を出店した。
レストランだけでなく一部の航空会社で「俺の機内食」というサービスも始めたのだそうです。
それに乗ってかファミリーマートでも「俺のスイーツ」シリーズ(エクレア、プリン、ティラミスなど)
スイーツ好きの男性からの人気が高いそうだ。
加えて、通常サイズよりボリューム感があることをそれとなく表せる効果もある。
エクレアは1.5倍、ティラミスは2.6倍、12月に発売した茶プリンは5倍ものジャンボサイズ。
スイーツを離れてお好み焼き「俺の豚玉」も発売して人気を得ているとか。
「俺の」を含む商標登録は13年12月17日現在で26件と過去最多。
12年の4倍近くに急増しているそうだ。
出願されたまま登録されてない案件も30以上あり、ブームを裏付けていますね。
あまり良い言葉ではなく、平安時代までは相手のことを指す二人称だったそうだ。
いつの間にか自分のことを指す一人称に変化を遂げ、地方によっては女性も
自分のことを言う場合に使っているところもあるから面白い。
一時期、「草食男子」なんて言葉が流行ったり、最近では「育めん」や「主夫始めました」
など女性の分野だったところに男がうって代わったりする風潮も多い中、「僕」や「私」
よりも少しハイカラ感や男くささと言うようなちょっと砕けながらの主張が、男にモテる
のではないかと思います。
ところで横浜の凶悪逃走犯、お昼過ぎには確保され再逮捕されましたね。
遠く離れたところでのことでしたが被害者が無くて良かったです。
逃走方法によっては突然目の前に現れても不思議ではない世の中でしたからね。