くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

なら瑠璃絵

2014年02月12日 22時53分03秒 | ひとりごと

奈良を走っている定期バスは大阪・神戸・京都のような市営バスと言うのが無くて県全体を
奈良交通バスと言うのが走っています。
神戸から姫路間を走っている神姫(しんき)バスと奈良交通バスは近畿圏の中でも料金が
高いので有名ですが、他に競合する会社もなく(作ったとしても採算が合わないのだと思う)
住民は仕方がなく利用しています。

三重交通などと兄弟で、大本は近畿日本鉄道系です。
平地でも山岳地帯と同じ料金体系なので高いのです。

私の住んでいる大和高田市をはじめ県内の各市町村はコミュニティバスとして奈良交通と提携
して費用を負担し、我が市だと市内循環が一律200円で端から端まで奈良交通バスだと330円
のところをカバーしています。

奈良市内でも410円ぐらいかかるところがあります。
「ぐるりんバス」だと1乗車100円でJR奈良駅・近鉄奈良駅から春日大社本殿まで200円の
半分で乗れます。
ただしそれなりに便数も少ないし途中の奈良県庁前で運転士の交代とかもあったりして
近鉄奈良駅から東大寺大仏殿まで歩いて15分のところをヘタするとバス待ちも入れると
40分ぐらいかかることもあります。
でもね、結構な登り坂なもんでお年寄りとか足の悪い者はのんびり構えて乗ります。

昨日の様に「ならまち」を出た後、とりあえずバス停に行ってみて前のバスが出てから15分
以上経っていたらちょっと待って乗って行きます。
安さが故に不便なこともあるのを知らないお客は並んでいながら「なかなか来ない」とか
「サービスがいまいち」だとか文句ばっかり零しているので「そんなに不満ならもう100円出して
普通の定期バスで行ったらいいじゃないですか」と言ってやったら静かになりました。

ま、このバスに慣れているので少しの待ち時間で乗れて県庁前で例のごとく7分間の停車の後
春日大社まで。
ここがこの「なら瑠璃絵」の一番奥、一番海抜の高いところになり、「なら瑠璃絵」だけでなく夏の
「なら燈火会」や「ばさら」などもそうですが、一旦ここまで上がってきて坂を下りながら見物する
のが楽な回り方になります。

知らない観光客はJR奈良駅からずっと長い上り坂を知らず知らずに登りながら見物し、
ちょうど真ん中あたりの興福寺から国立博物館辺りで力尽きて、鹿にからかわれて
追い回されて帰途につかれます。

あ、皮肉が過ぎましたね。  さあ、一気に下って行きましょう!!
春日大社のバス停から大社のライトアップももう慣れっこになっているので参道を少し下ると
ミラーボーラーというイベントにまず行き着きます。

 

直径1mぐらいから大人の背丈より少し大きいボールがライトアップされてゆっくりと回転して
いるのと、樹の上に吊り下げられたいくつかのミラーボールがあります。

 

大きい方は神秘的な光を放ち、吊るされたボールは観客の足元や参道の木々を綿雪のように
走り抜けて行きます。

その参道の先を大仏殿方向へ向かうとアートプロジェクション 「閃光」が見れ、参道はまるで
滑走路の誘導灯の様に照らされて新公会堂へと進みます。

 

『閃光』の動画は 

アートプロジェクション 「閃光」1(なら瑠璃絵)

アートプロジェクション 「閃光」2(なら瑠璃絵)

 明日は新公会堂から・・・   (引っ張ります  (^^ゞ  )