お天気は良かったものの寒いぐらいの一日でした。
今は増築の仕事をしています。
向こうの居室とトイレはそのままで、奥から浴室、脚立の立っているところが洗面で一番手前がキッチンです。
昨日の日記で伝統ということの畳を取り上げました。
こういう現場でも大工さんや左官さんとなると、こちらも伝統の仕事ですよね。
聚楽や漆喰なんてのもそうですが特殊な技能です。
でもねぇ、若い子が育たないようですね。
というか昔のように弟子になる人も少ないし、息子さんですら後を継がないし本職の親も期待しないとか。
後継者が無い上に腕の良くない職人さんには仕事が回らず廃業する人も多い。
少々高齢化している腕の良い職人さん達に仕事が集まって大変なのだそうです。
職業訓練校などでもなかなか希望者も集まらずで、無事に終了しても1~2年の学校では学ぶことも
少なくて実践の場では適応できずに挫折する人も多いそうです。
まあどんな仕事でも学校だけでは難しいですよね。
現場のお宅ではハナミズキの紅葉と実の赤さが陽に照らされて、飛行機雲の青空を背景に映えていました。
庭のプランターでもホウズキが熟していて、懐かしいような感覚に包まれました。
それにしても 動いている時はそんなに感じなかったのですが、ジッとしていたら震えそうな寒さでした。