今日まで延べ9日間、リフォーム工事をさせていただいていたお宅は施主さんの妹さんが
女流陶芸家さんで、先日、そちらの庭の一角にある登り窯を製作された窯師の方が
奈良・赤膚焼の窯のリフォーム工事の打ち合わせの途中にちょっと寄って行かれて
お昼をお出しするのだけれど「良かったらご一緒しませんか?」と誘っていただきました。
80歳を越える方なのですが今も現役で各地の陶芸釜を設計・製作されたり補修なども、
国の仕事なんかも任されてやっておられるそうで、日本各地の窯を設計されたエピソード
などを聞かせてもらいながら、1時間半ほど食事をさせていただきました。
本来の「お相伴」とは茶の湯の席での懐石の酒の席に誘われることで、単に食事を共に
するという意味ではないのですが、現代風にさせてもらいます。
まあ専門的な話は難しいのでここには記載しません。
手作りのお食事の方だけを挙げておきます。
先ずは前菜。 これ、キュウリなんです。 太い物を種の部分をこそぎ取って煮てあります。
絶妙生姜の焼き茄子です。
精進料理と言うわけでもないのですが烏賊(イカ)に見えるのは竹輪を切って裏返しに
大葉と一緒に逆さ巻きにしてありました。
セロリと茗荷のキュウリ和え、フレッシュレモンを絞ってあります。
エゴマの葉包み餃子。
最近、エゴマ油と言うのが抗酸化などでブームになっていますね。
ベジタリアンビザ、生地はスライスポテトで。
窯師の方はビール片手にこれが一番お気に入りみたいでした。
〆は発芽玄米ごはん、きゅうちゃん漬と伴に。
そしてデザートにメキシコ原産のホワイトサポテ屋久島バージョン
右は外皮で左の実の中を食べるものです。
柿のような食感でフルーティでした。