土用とは土旺用事の略で、五行説による季節の割り振りで四季に配当(冬:水、春:木、夏:火、秋:金)されなかった「土」の支配する時期として各季節の末18日ないし19日間を指すもの。
今年の夏土用は昨日7月19に入って8月6日に明けます。
偉そうに言っていますが、昨日、お得意さまからお電話をいただき入ったのを知りました。
『いつでもとお願いしていたお仕事の件、土曜に入ったので明けてから、お盆過ぎにお願いします。』
というものでした。
本来、土用の期間は土公神(どくじん)といわれる土を司る神の支配する時期とされ、土を動かす
作業(柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)を忌む習慣があった(現在でも残る地域があ
る)。
このお得意様の依頼は屋根瓦の修理なので土には縁のない釘打ち式の洋瓦なんですが、
以前から異様に”土用”に反応される方で、「春土用」や「秋土用」等も避けてほしいと日延べを
願われたこともありました。
でも仏滅とか赤口なんかは何も言われないのが不思議です。
さてさて土用と言えば、梅干しを付けておられる方はちょうどこの時期に
土用干しをされますね。
ウチは母も「梅干しを失敗してカビさせたら縁起が悪い」と言われるので
漬けたことはありませんから、こういう風習はないのですが、今日偶然
お客様のお宅で目撃しました。
憧れます、自家製の梅干し。
このとろ毎朝、藤原宮跡(橿原市)を通って仕事に向かっているのですが、気になることに
キバナコスモスが満開です。
朝は仕事に向かうので車を降りてまでは見れないし、帰りは日没後なので撮れません。
今日の日没は19時9分で、ギリギリ2分前に通って撮れました。
早朝にもいらっしゃいますが、日中は多くのカメラマンが訪れていることと思います。