早朝からずっとJR信越本線の列車が大雪のために十何時間も立ち往生していたニュースで
持ちきりでしたね。
400人以上もの方々が閉じ込められていてJR側が朝まで乗客を降ろさなかったもの。
是非はいろいろ論議されていましたが、300m手前の無人駅も路線の周辺を見ても
気分が悪くなって救急搬送された人は除いて、けっこう正しい判断だったのではないかと
傍目ながら思いました。
真っ暗闇の積雪の中線路伝いに歩いたところで寒さと足元の悪さを考えれば、雪なんて
年間に2~3回しか積もらない地域に住まう人間にとっては想像もつかない恐怖です。
新潟市内じゃ僕たちが想像するほどの雪は降らない、というか海沿いは風は強いけれど
雪はそんなに積もらないと聞いていました。
内陸部の長岡とかコシヒカリ米の魚沼とか十日町なんてところは相当量の積雪もある
そうです。
今回の立ち往生現場付近も燕・三条辺りもそんなに降らなかったもので、除雪作業に
まさかの気の緩みがあったのかも知れません。
新潟市内で昨夜の雪は例年の10倍に値するとか言ってましたね。
大和盆地も積もりこそはしなかったものの激しい冷え込みでした。
金剛・葛城山系も樹氷で真っ白になっていて、阪神タイガースの『六甲おろし』
ではないけれど、この氷の世界から冷気が吹き下ろしてきて痛い痛い
けど、晴れ間の空は抜けるように青く澄んでますねぇ。
その青さが余計に寒さを増長しますけど。
JR信越本線の話題で思い出しました。
近鉄沿線や利用者でない方には全く興味のない話でしょうが、次期東京オリンピック・
パラリンピックの2020年春に名阪特急に新型車両導入のニュースが11日に流れ
ました。
「くつろぎのアップグレード」をテーマに、日本で初めて全席にバックシェルを備えるなど、居住性を向上させるそうです。
先頭車両(ハイグレード車両)は全席3列シートで、座席の前後幅は日本最大級の130cm。本革を使用したシートは電動リクライニングと電動レッグレストが備わり、高さと角度が調整できるヘッドレストも付くそうです。
側面と前面の大きな窓により、左右に広がる印象の前面展望が楽しめるんですって。
中間車両(レギュラー車両)は4列シートで、座席の前後幅は近鉄最大の116cm。
「ガラス製の荷棚と仕切扉を用いた開放感のある車内」なのだそうです。
ハイグレード車両、レギュラー車両とも、空気清浄機、無料Wi-Fi、大型の荷物に対応
した置き場、電源コンセント(全席)を導入と嬉しい設備。
車内表示器は、日本語・英語・中国語・韓国語に対応なんだとか。
6両編成8本(1編成あたり定員239人)、8両編成3本(同327人)の計72両が新造され
るとか。
新型車両は大阪難波~近鉄名古屋間で運行なのでナカナカ乗る機会もないかも知れない
けれど「プチ鉄」にはルンルンな話題。
とにかくその前に伊勢志摩特急『しまかぜ』に乗らんとあきません。
それと少なくともそこまでは世に蔓延っとかんとあきませんね。