昨日と変わらず水平方向に目を向けると水蒸気の白っぽさと、微小粒子状物質の不透明さの
濁りの入り混じった白濁の中でしたが、穏やかな日だったと思います。
風邪の調子はまだすっきりとはしないので今週は今日もゆっくりさせてもらおうと思って
いたら、去年から前売り券を買っていた展示会のチケットを妻が持ってきました。
まあ二人ともリハビリを兼ねて行けるときに行っておこうかということになりました。
それはあべのハルカス美術館でのジブリの立体建造物展でした。
開館時点では行列ができているだろうと11時に着くように出かけました。
16階の美術館に昇るエレベーターの前では50分待ちの掲示がありました。
さすがに人気だなぁと思って上に上がると
右手の青いベルトの列は当日券を求める人の列で、赤いベルトの方は入場券を手にして
いる人の入場待ちの列です。
私達が列に並んでその後に20人ほど並んだところで入場制限がかかりました。
その後の人達は中庭にて入場整理券が配布されて、11時半までは赤いベルトにも並べ
無くなりました。
実際のところは30分並んだだけで11時半までに入場できました。
中に入ると「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで、背景画や美術ボード、
美術設定といった制作資料約450点と、代表作の立体模型も展示されていました。
館内の撮影は禁止されていましたので画像は他から引っ張ってきています。ですから観客は一人もいません。
それぞれの展示品の中はマッチ棒の先ほどのパン1個まで細かく作られていて
圧巻だったのはやっぱり千と千尋の神隠しのメイン舞台の 油屋 でした。
照明で夕方になると「いらっしゃいませ」の客引きの声から温泉の桶の当たる音が
「カッコーン!」と館内で響いたり夜が更けてくると徐々に建物の照明も落ちて
下の深夜の電車の照明が付く。
その後全ての照明が落ちたら次の日の朝が明けてくるという演出。
ジブリとは関係のないアルプスの少女ハイジの建物も展示されていました。
ゆっくり見てもほぼ1時間程度で周れますが、とにかく人は多かったです。
ただ立体建造物展としては、もう少し模型があると期待して行ったのですが、絵の
展示が多くてちょっと物足りない感じがありました。
もっともアニメーション映画なのでどこかに存在していそうな架空の建造物でしか
ないので模型を作るのも実体があるわけではないので難しいでしょうね。
リハビリよりは 疲れました。