リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ブーケガルニでコンサート

2006年01月29日 00時35分44秒 | 音楽系
今日は岐阜県各務原市のブーケガルニというレストランでコンサート。
去年打ち合わせに行ったときは,予想していたより時間がかかり,到着時間が大幅に遅れてしまったので,今日は早めに出発。

ルートも大垣経由を変えて,揖斐川沿いに堤防道路を行くことにしました。お陰で5時頃に着く予定が大幅に早く着いてしまいました。

会場のすぐそばを電車が走っているので,今回はPAは必須です。例のPAシステムがあるので,ほとんどどんな会場にも対応できるので頼もしい限りです。

コンサートには30名を超える方にお越し頂き,満員になりました。レストランなどのコンサートではトークをまじえて演奏するのが多いですが,今回もそのスタイルです。今日もシー・ミーという曲をやってしまいました。

シー・ミーはメロディの階名が「シミシミ,それシミ。どれどれシミ。どれどれシミ。シミシミそらシミ」となる曲で自作です。曲調は素朴なトラッド調なので,よくトマス・ロビンソンのトイという曲と組み合わせて演奏します。

曲を弾いたあとから,「種明かし」をして笑いをとるのですが,どうも最近何か鋭い視線が気になります。(笑)やはり高齢化・・・いや失礼。また,この手の新作というか新手を考えないといけないですね。

ヴァイスの変ロ長調ソナタの抜粋(抜粋といっても20分くらいかかります)は一曲ずつ解説をはさみながら演奏しましたが,やはりこの方が雰囲気がかたくならずよかったみたいです。アンコールは抜粋からもれたブレとド・ヴィゼのアルマンド。2月26日の自分のコンサートと4月のホピーのコンサートの宣伝をたっぷりして終了しました。2月26日は変ロ長調ソナタ全曲をやりますので,お楽しみに。え?そんな長い曲聴き疲れするって?ええ,しっかり栄養と睡眠を取った上でお越し下さい。(笑)