リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

日本よいとこ

2006年02月21日 10時20分19秒 | 日々のこと
カラー・レーザー・プリンタのトナーが早くもなくなってしまいました。チラシなどを沢山作ったので、買ったときについてくる「スターター・トナー」はすぐなくなってしまいました。ちょっと印字面が大きい印刷物が多かったことも原因かも。

さっそく沖データのHPで調べましたが結構高い。そこで、価格ドットコムに行き、調べてみましたら、なんとトナーという独立したコーナーがあるんですね。見てみましたら、ありました。7掛けですよ。で、さっそく注文しました。

注文したところは、ECなんとかという店で、ここでよく買い物するもんですから、名前や送り先はすでに登録されています。で、代金は三井住友のインターネットバンキングで振り込んで完了。

あっという間ですね。(笑)すぐ折り返しのメイルが来まして、メーカーから直送するそう。今朝9時ころ、届きました。いやあ、便利なもんです、今の日本は。トナーみたいに、比較的普通の店では入手しにくいものでも、あっという間に(実際には土日をまたいではいますが)届くんですよね。

これは日本のいろんな商業関係のシステムが極めて正確かつ迅速に動いているからでして、アメリカではそうはいかないという話をきいたことがありますし、私が知っているスイスでもそのあたりは怪しいです。システムの組み方自体はちゃんとできているんですが、問題はそれに携わっている人たちが少しいいかげんなところがあるみたいなんですよね。

新聞のコラムで、アメリカ在住の日本人が家電製品が故障したので部品を注文したら、なかなか届かず、あきらめていたら、2つ届いたという話を呼んだことがあります。私の体験でも、すぐ故障する品を堂々と売る店とか、それを返品したらいろいろ難癖をつける女店員、はたまた郵便局からお金を送金してもちっとも届かないなど、枚挙にいとまがありません。

ひょっとしたら日本は、高度な商業システムが整備され完全に運用されている世界唯一の国かも。前にも欧米コンプレックスのことを書きましたが、全ての面で欧米が日本より優れているなんて絶対ないですよ。それどころか日本の方が優れているところの方が多いような気がします。ということをきちんと把握して、堂々と世界で渡り合うべきじゃないかな、日本人は。